SPEEDA EXPERT RESEARCH

我々が止まると、物流が止まる。
エキスパートの「コーチング」と「人事制度運用支援」により意思決定の質を向上

  • EXPERT Advisory
社名 茨城いすゞ自動車株式会社
https://www.ibaraki-isuzu.co.jp/
特色 茨城県水戸市に本社を置く「すゞ陽グループ」の一つで、いすゞ自動車を取り扱う自動車販売会社
業種 いすゞ自動車製トラック及びバスの販売、中古車・部品・油脂類の販売、自動車の修理、保険代理業(自動車保険、損害保険、生命保険)
企業規模 400名弱
主な利用シーン エグゼクティブコーチングと人事制度運用支援(EXPERT Advisory)
インタビュイー
豊﨑 様

茨城いすゞ自動車株式会社
管理本部 副本部長 兼 会長室 担当役員

豊﨑 様

主なミッション
・会社の方向性の策定、実現するための人材戦略の立案
・会社のミッションを社内へ浸透させる基盤づくり

  • EXPERT Advisory

Summary

導入の目的
  • (エグゼクティブコーチング)
    未経験や複雑な案件に対しても、スピード感のある意思決定をし、会社をステップアップさせるため。
  • (人事制度運用支援)
    新人事制度の定着に向けた運用サポート
抱えていた課題
  • 経営を進めていく上での意思決定をする際、決断を躊躇してしまう
  • 会社のミッションが社員に浸透できていない
  • 新しい人事制度を運用し、社員へ定着させるための実行力に不安がある
活用サービス
  • EXPERT Advisory
アサインエキスパート
  • エグゼクティブコーチング
    石川 雄久 樣

    TGM INVESTMENTS INC. 代表取締役
    慶応義塾大学経済学部卒業後IHIに入社、海外事業、新規事業開発を約10年担当。その後シティバンクに転じ26年間勤務。バンカーとしてはメーカー出身という異色の経歴を持ちながらシティバンク在日拠点法人金融部門のトップとして活躍。草創期のコーポレートファイナンスに始まり、日本企業の海外進出支援に至るまで様々なプロジェクトを主導。主要大学での講演多数。現在はこうした知見を生かし経営層へのコーチングを通じて経営戦略策定、事業開発計画等への支援を行っている。

  • 人事制度運用支援
    髙橋 実 樣

    株式会社ティーブリッジェズカンパニー 代表取締役
    株式会社モザイクワーク 取締役
    法政大学 兼任講師
    慶應義塾大学卒業後、ジェーシービー、NTT、トヨタグループで新規事業に携わったのち人事に転身。株式会社HDE(現HENNGE株式会社)など3社で人事責任者を務め、その後複数の企業で「マイクロ人事部長」として、複数の企業で人事責任者/人事アドバイザリーをハンズオンで務める。事業戦略×組織戦略をベースとして事業承継企業など組織変革期の企業を中心に幅広い活動を行っている。

導入効果
  • (エグゼクティブコーチング)
    エキスパートとの1対1のミーティングにて思考やマインドが整理され、経営に影響する最適な意思決定が可能になった
  • (人事制度運用支援)
    新人事制度に基づいたマネジメント層への研修実施など、定着に向けたスムーズな舵取りが実現できた

社員が周りに誇れるような、地域を代表する会社を目指す

所属されている管理本部と会長室のミッションと、豊﨑様の担う役割を教えてください。

管理本部と会長室は、茨城いすゞ自動車のコーポレート機能を集約した部署です。
管理本部は経営企画と経理で構成され、担当領域としては経営戦略の策定や予算管理、財務や人事業務などです。また会長室は事業開発や総務などを行っています。
私たちの会社のミッションは「『運ぶ』を支え地域社会を笑顔にする」です。
事業部を踏まえて、そのミッションを達成するための戦略の立案と、実行に必要なリソースを最適化していくことが管理本部と会長室の役割です。

現在私は、中長期的な視点で会社の将来を見据えて、今後10年の目指すべき方向性を策定し、それを実現するための人材戦略に取り組んでいます。会社の方針を社員へ浸透させること、社内コミュニケーションを活性化させること、その基盤づくりをしているところです。

豊﨑様が役割を遂行していく中で、直面した課題を教えてください。

私たちは茨城県内でトラックやバスの販売を行なっていますが、まだまだご支援できていないお客さまがいらっしゃいますし、サービスの質にも課題がありました。
そこを更に向上、強化していくことで、みんなが目指す会社の姿に近づくと思っていました。それには人事制度の変更や、ビジョン、ミッション、バリューの策定、そしてそれの浸透が必要だと感じていました。

意思決定をサポートするエグゼクティブコーチングを依頼

SPEEDA EXPERT RESEARCHへの依頼内容を教えてください

働きがいや成長を実感できる人事制度や、ビジョンの浸透方法など色々と検討を重ねていたのですが、いざ具現化となった際に自分の判断に迷いや不安が生じました。

いつも相談している経営陣も「それで良いのでは」という方向性になりましたが、現社長の息子ということもあり「もしかしたら遠慮があって反対意見などしないのでは?」と少し考えたり。笑 ただもちろんプレッシャーが正直ありました。そう色々と考えると、頭と心の中で整理できずに数カ月が経ち、このままだとズルズルやらないでいくなと考えました。

そこで、意思決定のサポートとリーダーシップを高めることを目的に、SPEEDA EXPERT RESEARCHのEXPERT Advisoryを利用してコーチングを依頼しました。
ビジネスとマネジメントの経験が豊かな方にお願いする方が、理解してもらえて、尊敬もできると思ったため、コーチには実務経験が豊富な方をリクエストしました。
SPEEDA EXPERT RESEARCHのビジネスプロデューサー(営業)の方がこちらのニーズを的確に汲み取ってくださり、大手金融機関で長年マネージングディレクター(最高責任者)を務めていたエキスパートの方をご紹介いただきました。

コーチングで思考が整理され、最適な意思決定が可能に

EXPERT Advisoryのエキスパートから、実際にコーチングを受けていかがでしたか?

コーチングを1年受けて、思考を整理して方向性に関する示唆を与えてくれるので、最適な意思決定が可能になりました。
昨年、社員の成長支援のために既存の制度を見直し、人事制度の改定を行いました。
改定に向けて、経営陣、社員と折衝する場面が多くありました。特に改定理由を社員に説明して説得していく必要もありましたし、正直「大変だな」と思うような場面もありました。
しかしそこで「一番伝えたいことは?」とコーチが向き合って頂き、私の思考が整理されました。また説明のロープレにもお付き合い頂き、結果、前向きに推進できましたね。

プロフェッショナルな経歴を持つエキスパートの方が、私の判断を後押ししてくれると自信が湧いてくるんです。
もちろん、「もっとこうした方がいい」といったアドバイスを受けることもありますが、視点や知識が広がるので非常にありがたいと感じています。

新人事制度の定着に向けて、さらにもう1人エキスパートをアサイン

人事制度改定後、さらにもう1人エキスパートをアサインされました。その理由と支援内容について教えてください。

新しい人事制度では、グレード制を導入しました。定期昇給をやめて、若くても昇格ができる仕組みを作り、社員の士気が上がる制度を目指しました。
制度が機能させるためには、社員に浸透させて運用に乗せる必要があります。
実行力を高めたいと思い、再度EXPERT Advisoryを利用して事業会社で人事経験があるエキスパートの方に、新人事制度の定着に向けて運用サポートを依頼しました。

メンバーに対して「適切なフィードバックが行えているのか」等、マネジメントに課題がありましたので、マネジメント層全員に対してエキスパートに研修や各マネジメント層へのフィードバック、人事に関するアドバイスを頂きました。
組織全体のパフォーマンスが上がるため、今後もマネジメント層への研修は定期的に行っていく予定です。

引き続きエキスパートの知見を借りて、従業員エンゲージメントを高めていきたい

コーチングを依頼したエキスパートの印象と、今後目指す方向性を教えてください。

コーチングは、現在月に2回ほど受けています。
その時間内で必要な意思決定ができ、スピードが上がったと感じています。常に私に「問いかけ」をし、私が頭に汗をかきながら答えると、その意思決定を尊重し、後押ししてくれます。笑 また相談にも親身に乗ってくれる心強い存在です。
今、助言をいただきながら、社員が具体的にどう動くべきかの指針となるバリューを策定しています。
目線を合わせるために、さらにマネジメント層と対話を増やし、ミッション・ビジョン・バリューを社員にしっかり浸透させていきたいと思っています。

人事制度運用支援を依頼したエキスパートの印象と、今後目指す方向性を教えてください。

多くの事業会社で人事領域のトップを経験されたこともあって、経営的な観点でもアドバイスをいただけるので非常に勉強になっています。

人事制度に関しては、スムーズな運用と定着を目指すと共に、アドバイスをいただきながらブラッシュアップを図っていきます。
着実にステップアップできる道筋をつくり、社員全員が成長することが人事制度改定の目的です。
過去、人材業界で様々な会社の人事制度を見てきました。人事については分かっているつもりでしたが、実際はそうではなかった。運用していくことの難しさと大切さを実感しています。
制度の定着を実現するためには、エキスパートの「その道のプロの知見」が必要不可欠です。

エキスパートのお二方とも、本気で私たちの会社を良くしたいという思いで取り組んでくださっているので大変感謝しています。

顧客に適した車と安全なアフターメンテナンスを提供し、地域を笑顔にする

豊崎様、並びに茨城いすゞ自動車株式会社として今後の展望を教えてください。

「我々は止まってはいけない」と、このコロナ禍で再認識しました。
先ほどもお伝えしたように、私たちのミッションは「『運ぶ』を支え地域社会を笑顔にする」です。

我々が止まると、物流が止まります。車の修理や点検ができないとなると、車を走らせることができず、地域の皆さまの経済と暮らしを支えることが困難になります。

そのためには、安全に、より早く、正確な技術やサービスを提供し続けることが大切です。
技術と知識を競う技能コンテストや、職場の安全を推進するための5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動では、いすゞグループ内でトップクラスの成績を納めることができています。
社員の成長を実感していますので、更に高めていきたいですね。
引き続きEXPERT Advisoryのサポートを受け、現状ある問題を先送りせずに解決し、社員がさらに成長できる環境を整えていきたいです。そうして会社全体をステップアップさせて、運ぶを支え地域社会を笑顔にしていきたいです!

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