SPEEDA EXPERT RESEARCH

10年後を見据えた新しいビジネスの種を集める中で、
エキスパートから得られる情報量は期待以上

  • EXPERT Interview
社名 KHネオケム株式会社
http://www.khneochem.co.jp/
特色 “「化学の力」で、よりよい明日を実現する。”を企業使命とし、様々な産業分野に特色ある高品質な製品を提供する化学素材メーカー。地球温暖化抑制に寄与する環境配慮型エアコンに対応した「冷凍機油原料」などで、高い世界シェアを誇る。
業種 各種石油化学製品の研究・製造・販売
企業規模 800名超
主な利用シーン エキスパートからの新鮮な知見獲得(Expert Interview)
インタビュイー
江口様

KHネオケム株式会社
イノベーション戦略部

江口 様

主なミッション
先端技術を用いて顧客ニーズに応じた新規事業を創出

  • EXPERT Interview

Summary

導入の目的
  • 新規事業創出に向け、様々な分野の情報を収集し検証していくため
抱えていた課題
  • まだ市場にない新ビジネスを考えるとき、自社だけのネットワークだと必要な情報へのアプローチが困難
  • 自らや他社サービスにてエキスパートを探したところ、質の振り幅が非常に大きかった
活用サービス
  • Expert Interview(特定分野のエキスパートと1時間のインタビューを実施することで知見獲得できるサービス)
アサインエキスパート
  • 某化粧品メーカーにて研究職に従事されている方、某技術開発機構にて研究職に従事されている方、他業界エキスパート数名
導入効果
  • 質の高いエキスパートに出会え、新規事業の種となりうる情報を得ることができた
  • 新規事業開発のステップごとに必要な知見を活用することができた

10年後を見据えた新規事業創出と基盤づくりにチームで取り組む

江口様が所属されている「イノベーション戦略部」のミッションを教えてください。

イノベーション戦略部は2019年1月にスタートした新しい部署で、私がジョインしたのはその年の3月です。「新しい事業を生み出していく」ことが部門のミッションです。

KHネオケムは、皆さんのくらしの身近なところで使われている、化学素材を製造・販売している会社です。「市場の成長に合わせて生産規模を拡大し、皆様に安定して提供する」ことを最大のミッションとしてきた会社ですので、その枠を越えた新規事業にチャレンジする風土が根付いていませんでした。
そこで、本社や工場から適度に離れた場所に拠点を設け、既存の製品群を発展させるのとは違った発想で新規事業を検討する新たな部署として誕生したのがイノベーション戦略部です。

KHネオケムは2018年11月に「VISION 2030」を発表し、目指す姿として「世界で輝くスペシャリティケミカル企業」を掲げています。目指す姿を10年後に実現するために、どのように進めていけば新しい事業が生まれ、それを成長させることができるのか。そのスキームづくりに試行錯誤しながら挑戦しています。

私の個人的なミッションとしては、「新しい事業を開発する流れを会社に浸透させる」その組織・基盤づくりです。

個人の興味や社会的観点から新規事業開発のきっかけを探る

新規事業を創出するため、イノベーション戦略部ではどのような動きがありますか?

「VISION 2030」実現に向けた検討と並行して、個人の興味やその他社会的な関心をきっかけに「新規事業に繋がるようなアイデアを創出」する、イノベーション戦略部独自の「WROC*戦略」と名付けた活動をメンバーとおこなっています。(*Wide Range Operation with Curiosityの略)

「VISION 2030」で掲げた「環境」「ヘルスケア」「エレクトロニクス」という戦略ドメインで、どのように新規事業に発展させていくのかを模索する調査活動です。

一例ですが、メンバーがイスラム圏の方との会話をきっかけに、自社の化学素材に関して「ハラルの認定を取ると新しいビジネス展開ができるのではないか」と思いつき、そこを起点に、「どのような主義・思考でも、製品が行き渡るようにしたい」「使いたくても使えない人をなくしたい」というテーマを掲げてリサーチをはじめたケースもあります。

具体的な調査方法や、その際に出た課題を教えてください。

私どもは既存製品に関連する調査は得意なのですが、自社の事業領域と関わりが少ない分野だと、調査に苦慮することもありました。

調査会社の市場調査レポートからデータを収集するのですが、毎年同じジャンルの冊子をたくさん購入し続けるのも難しい。そもそも「ビジネスとして存在していないもの」は市場に情報がないという事情もあります。

ですので、展示会や大学の研究室、学会でお話しを伺った内容などをベースにして、そこから関連する情報を収集することがほとんどでした。

ただ、懇意にしていただいている方々へのヒアリングに頼り過ぎると、既存の情報に引っ張られてしまいがちです。さらに、まだ市場にない新たなビジネステーマに関しては、そもそも展示会自体が存在しないので、「得たい情報へのアプローチが非常に難しい」というのが正直なところでした。

ニーズをしっかり汲み取ってもらえ、より適切なエキスパートにリーチできた

多くのリサーチサービスの中から、SPEEDA EXPERT RESEARCHを選んだポイントを教えてください

リーズナブルな価格でインタビューができるサービスを、実際に弊社でも何回か利用したことがありましたが、弊社のニーズにマッチするか否かの振れ幅が非常に大きかったのです。

SPEEDA EXPERT RESEARCHは、エキスパートを探すところからきっちり私たちのニーズを汲み取ってくれました。リストも1回出して終わりではなく、何度もスピーディーに出し直しの対応をしていただけました。
「より適切なエキスパートにリーチしやすい」のはSPEEDA EXPERT RESEARCHならではと感じましたね。

あとは社内の事務的な話になりますが、チケット制なので一度で経費処理が済みます。
その後、チケット消費というかたちで、都度経費処理がなく自由にリサーチができるのは、「本質的な業務により注力できる」といった点で非常に便利です。

サービス精神旺盛なエキスパートのおかげでインタビューが充実、
二次情報まで得られた

SPEEDA EXPERT RESEARCHを使ってみてどう感じましたか?

知らない分野の情報を取る手段として、重宝するサービスだと実感しました。

私どもはまだ市場が存在しない分野の新規事業を模索しているので、「それに近しい経験がある」方のリストをもらうだけで開発のヒントになることがあります。

「この仕事をしていた方は、次はこの業界に転職している」といったエキスパートの経歴を拝見して、「じゃあこの業界にアプローチしたら面白いかもね」「この業界とここは関連性があるかもしれないから、もしかしたらつながるかも」といった情報を読み解いています。

どのエキスパートにインタビューを依頼するのかを判断するリストではあるのですが、そこからまた得られる二次情報はないか、といった見方で隅々まで見ています。

「Expert Interview」でのエキスパートの印象をお聞かせください。

SPEEDA EXPERT RESEARCHのエキスパートには「サービス精神旺盛な方が多い」という印象です。

以前「ハラル認証の調査」にてインタビューしたエキスパートの方に、ご好意で詳細資料をご共有いただきました。担当の営業の方も「通常ではこういった詳細資料をエキスパートからいただくことは無いのですが、今回特別にご好意で提供いただけたようです」とおっしゃっていて、それは大変有難かったですね。

「自分の知見を活用してほしい」という思いが強いエキスパートの方が多いので、充実したインタビューにつながっているのかもしれません。

事業開発のステップごとに適切な手法で知見を取り入れたい

今後、SPEEDA EXPERT RESEARCHへはどういった依頼を考えていますか?

私たちの部署はまだPoC(概念実証)を回しているぐらいの段階なので、もっと先のステップに進むと、これまでとは違った分野のエキスパートから知見を得ることになると思います。
開発のステップごとに、それぞれ専門のエキスパートに聞けるといった使い方ができるのはいいですね。

ステップが進むと、検証よりも「私どものサービスを求めている方」を探す方向にシフトしていくことになると思います。そうするとExpert Interviewよりも「こういった製品ってどうですか?」と複数のエキスパートに知見を聞ける、「EXPERT RESEARCH Survey *」の方にご依頼の方向性がシフトするのかなと感じています。

*複数のエキスパートに対し、複数質問をお送りしその回答が得られるサービス。

難しいのは、エキスパートへの質問事項を作る際に、新規事業なのでどこまでオープンにするのかということです。それは悩みどころなのでぜひ相談させてもらいたいです。

新規事業を発展させて「ジョイントベンチャー」を立ち上げ、
社内に新しい風を吹き込みたい

江口さん、並びにチームとしての展望を教えてください

どちらかというと今、新規事業の立ち上げだけではなく、広くオープンイノベーションよりの動きにシフトしようと考えています。
今まで社内で検討してこなかった様なビジネス分野において、「ジョイントベンチャー」のようなものを立ち上げて、新しい技術に関して積極的に動けるようにしていきたいと思っています。

構想中の新規事業アイデアのなかから新しい会社が立ち上がると、社内に本当の意味で「新しい風」が吹くのではないかと。

新規事業のアイデアを、そこまで育てていきたいという野望ですね。
いわゆる、今の弊社の枠組みの中における一新規事業というよりも、ジョイントベンチャーを立ち上げるくらいの高ポテンシャルで斬新な新規事業を打ち上げられるとよいなと思っています。

最後にSPEEDA EXPERT RESEARCH並びに弊社担当ビジネスプロデューサー(営業)に対して一言お願いします

案件へのレスポンスが非常に早いので助かっています。

リサーチ内容について、新規事業の検討なので曖昧にしか表現できない部分を、的確に掴み取って上手く誘導していただける営業の方が多いと感じています。

SPEEDA EXPERT RESEARCHで得た情報を他部署と共有していますが、「こういったサービスを使って情報収集するのもアリだね」といった空気が他の部門にも浸透し始めました。
既存事業の発展を担っている部門も利用することを検討し始めています。

弊社は、2021年4月に事業部制を廃止してフラットな組織体制となりましたので、良いツールやエキスパートの活用方法を横展開して広げていければと思っています。

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