変化の早いベンチャー動向を掴むのに非常に有用で、事業部としてスピード感を持ち、ベンチャー営業できるようになりました。
住友不動産株式会社
住友不動産株式会社は2016年8⽉にentrepedia(現 スピーダ スタートアップ情報リサーチ)を導⼊し、オフィスビルの新規テナント営業のためのベンチャー情報収集に活⽤いただいています。スピーダ スタートアップ情報リサーチの具体的な活⽤⽅法や導⼊効果について、同社のビル事業本部中央事業所⻑である兼松様にお話を伺いました。
【導入の目的】
・新規テナント営業のためのスタートアップの情報収集
【課題】
・スタートアップの与信判断を少ないい材料で行わなければならなかった
・点在しているスタートアップの情報収集に苦労していた
サマリー
- ・与信判断の⼀つの材料に
- ・ベンチャー企業を取り巻く市況の把握
- ・スタートアップの情報収集の⼀元化
スピーダ スタートアップ情報リサーチ導⼊前は、オフィスビルの新規テナント営業のためのベンチャー企業の情報収集に課題を感じていました。
兼松様の業務内容について、教えてください。
中央区にあるオフィスビルの運営及び新規開拓をしています。中央区には31 棟のビルを運営しています。そのビルの管理業務やテナント対応が⽇々の業務ですが、それとは別に去年までオフィスビルの新規テナントの営業をやっており、今も引き続き⾏なっています。
スピーダ スタートアップ情報リサーチ導入の経緯を教えてください。
導⼊前は、新規テナント営業のためのベンチャー企業の情報収集に課題を感じていました。
最近は有望なベンチャー企業が次々と⼤きくなり、多くのオフィスビルを借りていただけるようになってきました。そういった成⻑するベンチャー企業にいかに早くアプローチできるかが⾮常に重要です。
当社はスピーダ 経済情報リサーチも使っていますが、ベンチャー企業の情報はスピーダ 経済情報リサーチではカバーできておらず、他にも満⾜できるデータベースはありませんでした。
ベンチャー系のイベントはたくさんあり、そこに⾏けば沢⼭のベンチャー企業と出会えるので、企業を探すことにはそんなに苦労はしないです。しかし、ベンチャー企業と出会った後にその企業が有望なのか否か、という情報を探すのが難しいんです。
そんな悩みを持っていたところ、⽇本最⼤級のベンチャーデータベースと謳うスピーダ スタートアップ情報リサーチに出会い、「使えるかもしれない!」と思ったのが導⼊の経緯ですね。
スピーダ スタートアップ情報リサーチは与信時に有⽤な判断材料の⼀つとして使っています。
スピーダ スタートアップ情報リサーチはどのように活用いただいていますか?
活⽤シーンで⼀番多いのは、テナント候補の与信判断をしたいときです。
ベンチャー企業は設⽴から時間がたっていない企業が多く、情報がほとんどない状態で与信判断をしなければなりません。スピーダ スタートアップ情報リサーチであれば資⾦調達情報がまとまっているので、どのくらい資⾦調達をしているのか、株主はどこのベンチャーキャピタルが⼊っているのか、等のファイナンス情報を⾒て、与信時の判断材料として使っています。
また、成⻑しそうなベンチャー企業をイベントや紹介で⾒つけた際に、どこのベンチャーキャピタルから資⾦調達しているのかを確認し、キーマンを紹介してもらう、と⾔った使い⽅もしています。
スピーダ スタートアップ情報リサーチを導入して良かったことを教えてください。
今まではベンチャーに関係する情報でまとまっているものがなかったので、「⾊々なデータを調べなければならなかったものが⼀元化できた」ことが導⼊効果になります。
⼤企業の情報収集は困らないのですが、ベンチャー企業のデータを集めるのに苦労しました。ベンチャー企業が成⻑するか否かを判断するには、経営陣の⼈となりなどや、周辺にいる⼈たちの評判が⼤事だと思っています。その評判を聞くための⽷⼝がスピーダ スタートアップ情報リサーチです。
新規テナント営業先として対象となるベンチャー企業は、どんなベンチャー企業なのでしょうか?
もちろん、成⻑しそうなベンチャー企業を探していますが、特に定義などはありません。例えば資⾦調達額で⾒ると、5 年前は1 億円の資⾦調達といえば⼤ニュースでしたが、最近は10 億円以上の資⾦調達が数多くあります。私たちは都度、その時のベンチャー業界の動向を⾒ながら、調達のトレンドを理解し、成⻑するベンチャー企業を探しています。
ベンチャー企業を取り巻く市況を把握する上でも、スピーダ スタートアップ情報リサーチは役⽴っています。
スピーダ スタートアップ情報リサーチは新規テナント営業に必要な情報収集の⽷⼝になっています。
スピーダ スタートアップ情報リサーチに対する要望があれば、ぜひ教えてください。
SPEEDA のカスタマーサポートと同様のサポートがスピーダ スタートアップ情報リサーチでも受けられると嬉しいです。使い⽅のサポートだけではなく、データ抽出やデータ加⼯のサポートも提供いただけると、より使いやすくなると思っています。
最後に、スピーダ スタートアップ情報リサーチを一言であらわすと、どんなサービスでしょうか。
「ベンチャー情報収集の⽷⼝」ですね。新規テナント営業のためにベンチャー企業の情報収集をしようと思っても、今まで満⾜に情報収集ができていませんでした。今はスピーダ スタートアップ情報リサーチを情報収集の⽷⼝として、以前よりもずっと楽に営業に必要な情報を集めることができるようになっています。
※本インタビューは、2017年9月にに行いました。
※本文中の企業名、役職、数値情報等は、インタービュー当時のものです。
※画面デザインおよび機能名称は、インタビュー当時のものです。
※entrepediaは2019年11月18日にINITIALに、INITIALは2024年7月1日に「スピーダ スタートアップ情報リサーチ」に名称変更しました。
住友不動産株式会社
www.sumitomo-rd.co.jp/業種
建築・不動産
部署・職種
営業・インサイドセールス
企業規模
5000人以上
主な利用シーン
営業フロント業務
-
住友不動産株式会社
ビル事業本部中央事業所⻑
兼松様