2024年上半期の国内スタートアップ資金調達額は3253億円。スピーダ 、『Japan Startup Finance 2024上半期』の速報を公開
2024.07.23
スピーダは、2024年上半期(2024年1~6月)の国内スタートアップ資金調達状況を伝える『Japan Startup Finance 2024上半期』を集計し、2024年7月23日(火)にレポートの速報記事を公開しました。
2024年上半期の総調達額は3253億円と、昨年の同時期に集計した2023年上半期3354億円よりも微減。資金調達社数は同比14%増の1,411社となりました。
7月30日(火)に公開する本レポートでは、スピーダが独自に調査したデータを集計し、総図表数を多数掲載予定。網羅的にスタートアップの資金調達動向を掴むことができます。そのエッセンスを凝縮した速報記事は、以下のURL(スピーダ スタートアップ情報リサーチ内)から無料でご覧いただけます。
【2024年上半期】スタートアップ調達トレンド
https://initial.inc/articles/japan-startup-finance-2024h1
また、本レポートに関する解説や記事、市場全体の動向に関する分析、今後の見通しなどを解説するセミナーを、8月22日(木)に開催します。ベンチャーキャピタル・アニマルスピリッツを運営する朝倉 祐介氏と、本レポートの執筆者である弊社シニアアナリストの森 敦子が、スタートアップの最新動向を経済的・心象的変化を含めて徹底的に解説します。
こちらもぜひお申込みの上、ご視聴ください。
【解説セミナー】2024年上半期 国内スタートアップ資金調達動向 -Japan Startup Finance 2024H1-
https://jp.ub-speeda.com/seminar/20240822/
※オンライン配信
<速報記事 概要>
スタートアップにかつてない充実した支援が拡がりつつある。政府はスタートアップ育成5か年計画に基づき、ストックオプションやエンジェル投資に関する税制改正、中小機構や産業革新機構(JIC)による出資、スタートアップの公共調達の促進など、様々な施策を実施している。これらの施策の効果も徐々に現れ始めており、具体的な事例も増加している。
しかし、2024年上半期の日本におけるスタートアップの資金調達状況は、IPO市場の低迷により投資家の不確実性が高まっている。その結果、投資がシード・アーリーステージへ流れ、ミドル以降の調達の選別が進み、スタートアップの総調達額は伸び悩んでいる。
大型の資金は、実績のある起業家・企業へ集まりやすい傾向が顕著になっており、投資家間の競争が激しくなっている様相がうかがえる。
10億円以上の資金調達では、新しい資金調達方法である「J-ships」が寄与していた。
VCファンドの新設は順調に推移しているものの、投資に慎重な姿勢が続くと、投資先に苦慮するシーンが増え、より投資家間のセカンダリー取引のニーズなどが増すだろう。
スピーダについて
世界中の経済情報にワンストップでアクセスできる情報プラットフォームです。独自の経済情報基盤とAIを掛け合わせ、経営企画・事業開発・研究開発・法人営業・マーケティング領域で、調査・分析、ターゲティングなどの業務を飛躍的に効率化します。
会社概要
社名:株式会社ユーザベース / Uzabase,Inc.
設⽴:2008年4⽉1⽇
代表者:代表取締役Co-CEO 稲垣裕介 / 佐久間衡
所在地:〒100-0005 東京都 千代田区 丸の内2-5-2 三菱ビル
https://www.uzabase.com/
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株式会社ユーザベース(スピーダ担当)
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