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SPEEDA、『財務指標・業界動向 × 特許動向』のデータ簡易分析/グラフ描画機能において特許を取得

2020.08.28

株式会社ユーザベースは、本年8月に、経済情報プラットフォーム「SPEEDA」における、「財務指標・業界動向 × 特許動向」のデータ簡易分析/グラフ描画機能において、当社初の特許を取得いたしましたのでお知らせいたします(特許第6747683号)。

SPEEDAでは以前から技術・研究・知財部門のお客様が増加してきております。同部門のお客様からの要望をベースに、より身近に経済情報を活用いただけるよう、昨年11月に『特許動向検索』機能をリリースし、すでに200社以上のお客様に本オプション機能をご利用いただいております。

SPEEDA本来の価値・強みである企業・業界の経済情報と、先進的・網羅的な技術分野を設定した特許動向情報を統合し、俯瞰的・構造的に簡易分析できる、独自の世界観・機能が、SPEEDAに期待いただけるすべてのお客様への提供価値をさらに高められると信じております。

またこの独自性を起点に、同部門向けにある様々な既存ソリューションとのオープン&クローズ戦略を強化し、「技術・研究・知財」 ×「 経営・事業」という、組織間連携が生み出す企業の進化に貢献すべく、新たな共創価値の創造に挑戦していきます。

【特許番号:第6747683号 概要】

SPEEDAには、サービス提供開始時から11年磨き上げてきたグローバル共通の業界分類があり、各業界分類に属する世界中の上場・非上場企業が構造的に整理されています。

今回新たに、独自に設定した技術分野とそれに対応する検索式を通じて、その技術分野において特許を出願している企業とその経年変化・動向が定量的に把握できるようになりました。

そして技術分野を選択することで、その技術分野に関する情報はもちろん、この技術分野に特許を出願している企業が属する業界分類の傾向情報も提示されます。

個別企業を介して、業界分類と技術分野の繋がりが目に見える形で描かれるようになりました。

SPEEDAの特許動向検索機能が持つ、技術分野ごとにどの業界分類からの特許出願数が増減しているかをグラフ描画できる機能や、財務データと技術分野ごとの特許データを統合的に分析しグラフ描画もできる機能についての新規性、進歩性が認められて特許として登録されることとなりました。

<SPEEDA特許動向検索機能 グラフ描画イメージ>

※本サービスはオプションサービスとなっており、ご利用時には別途手続きが必要となります。

【SPEEDA 特許動向検索機能の開発責任者 伊藤 竜一のコメント】

長年、グローバルな経済情報プラットフォームとして、企業・業界・ニュース・M&A・統計等の情報・データをワンストップで構造化・提供してきたSPEEDAが、技術情報も含めた新たな経済情報を定義します。
特許という定性情報を定量データ化し、既存の経済・財務データと統合することで、クロス分析できる独自性・サービス優位性を高めました。お客様の意思決定における視点の多面性をさらに拡張します。
すでに先行導入いただいている多数のお客様から、高負荷な作業が効率化され、また、新たな着眼点や気づきも得られ、企画のスピードや質が高まっているという嬉しいフィードバックもいただいています。まさにSPEEDAのミッションである「企業の進化に、スピードを」を体現する新たな価値になることを自負しつつ、更なるコンテンツ機能価値の向上を目指してまいります。

SPEEDAについて

SPEEDAは、ビジネスにおける情報収集・分析・意思決定を支える経済情報プラットフォームです。世界中の企業情報、業界レポート、市場データ、ニュース、統計、M&A、トレンド、特許動向などあらゆるビジネス情報の提供に加え、多様な業界・分野の第一線で活躍する専門家の知見に直接アクセスすることも可能です。
事業会社・金融機関・コンサルティングファームなど1,700社を超える導入実績があり、戦略策定・市場分析・競合調査など、経営戦略における様々なビジネスシーンで活用されています。
https://jp.ub-speeda.com/

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株式会社ユーザベース
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