知財を企業価値に変える ~前任と新任者が語る、ナブテスコ知財経営戦略の伝承と深化~

2021年1月20日(水)11:00〜12:15

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イベント概要

経営に資する知財戦略活動が加速する中、IPランドスケープ源流の一つであり、次のステージに先行進化しようとしている企業があります。ナブテスコ株式会社。IPランドスケープの浸透・定着も大きな課題である中、前任部長が築いた戦略・体制をさらに深化・加速させようとする後任部長の挑戦・未来像は、皆さまの現在の知財活動変革の重要性や価値も見つめなおせるモデルケースになりうるのではないでしょうか。

そこで本セミナーは、ナブテスコ株式会社の知財部前任部長と新任部長をお迎えし、構造変革の軌跡と伝承、そして未来への深化を紐解きながら対談形式でお話を伺います。

お一人目はナブテスコ株式会社で事業競争力強化と企業価値向上を実現する知財戦略経営体制を構築し、経営に資する知財の実現に挑戦し続けてきた、元知財部長の菊地 修 氏。

お二人目はナブテスコ株式会社、現知財部長の井上 博之 氏。部長バトンを受け取り、事業部門の知財参謀であるという知財部担当者の意識醸成と守備範囲の拡張をビジョンに持ち、企業価値貢献への期待と深化に挑戦されていらっしゃいます。

実務的なセミナーの枠を超え、知財部長のバトンを繋ぐナブテスコ知財部の軌跡と、知財を企業価値に変えるリアルな取り組みやストーリーを深堀する、お二人の泥臭い体験談と思考にご期待ください。

知財を企業価値に変える思想の源流である菊池氏、その生い立ちや原体験を紐解いた独占インタビュー記事を公開しております。セミナー前にぜひ一読頂けますと、対談をより深くお楽しみいただけることと思います。<こちら>よりご覧ください。

こんな方におすすめ

  • 組織変革や企業価値貢献をミッションとする知財部門管掌の役員・部長の皆さま
  • 大手事業会社の技術・研究・知財領域の責任者・担当者様
  • 技術・知財を経営に生かしたい経営企画・事業開発部門の責任者・担当者様

開催概要

開催日

2021年1月20日(水)11:00-12:15(日本標準時) ※終了時間は多少前後する可能性がございます。

参加料

無料

視聴方法

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールzoomを利用いたします。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 Zoomでのオンライン配信動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみご案内させていただきます。当日のご案内メールが届かない方はお手数ですが (speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。

プログラム

対談セッション「前任と新任者が語る、ナブテスコ知財経営戦略の伝承と深化」

TOPIC1:前任部長が語る、構造変革の軌跡とそのリアルストーリーを辿る
TOPIC2:二人三脚時代と現任部長へのバトンタッチと期待とは
TOPIC3:バトンを受け取った現任部長のビジョンとその知財経営戦略とは

出演者

菊地 修 氏

HRガバナンス・リーダーズ株式会社 フェロー
(元 ナブテスコ株式会社 理事 ナブテスコR&Dセンター長 兼 知的財産部長)

1981年株式会社東芝入社。産業機器から情報システム、ソフトウェア、コンテンツ、ITビジネス等の事業分野で知財戦略担当部長等を歴任すると共に、知的法務担当部長として知財訴訟やリスク管理を指導し、不正競争防止法や著作権法等の法改正にも関与。

2006年次世代携帯電話のプラットフォームの知財戦略をグローバル展開するため、株式会社ACCESSに入社し知的財産部長に就任。その後、自らソフトウェア事業を起業。

2012年ナブテスコ株式会社に入社し、知的財産部長として、事業競争力強化と企業価値向上を実現する知財戦略経営体制を構築し、IPランドスケープを活用して事業のコア価値を獲得・強化する知財戦略を指導し、事業活動として全社で展開。 2018年からは、理事ナブテスコR&Dセンター長も兼任し、ナブテスコの未来を築くコア価値の創造・強化と知財戦略を一体的に推進し、現在に至る。これら活動が評価され、ナブテスコは2018年に知財功労賞 経済産業大臣表彰を受賞。2021年1月より新天地で挑戦を継続する。

井上 博之 氏

ナブテスコ株式会社 技術本部 知的財産部長/弁理士

大阪大学大学院在学中の1996年に、株式会社ナブコ(現ナブテスコ株式会社)に入社し、福祉機器や遠隔監視関連の開発に従事。発明者の立場から知的財産業務に携わる。

2003年に知的財産部に異動後、自動ドア事業、鉄道車両機器事業等の調査、出願・権利化、契約・渉外業務や知財関連システムの構築・導入に携わる。

2012年以降、菊地前部長のもとコンサル型の知財部への意識改革を進め、経営者や事業責任者に対する知財参謀として、「IPランドスケープ」を活用し、知財戦略立案指導とその実行を事業部門と共に推進。

2018年から関西若手知財関係者60名以上が参加する勉強会である知財PeCoの副会長として社外の知財人財の交流や育成にも注力。

2020年1月から知的財産部長として、全役員が参加する全社知的財産戦略審議等でIPランドスケープも活用した当社コア価値獲得・強化策を提案・実行しながら、部員と共に事業競争力強化と企業価値向上のため日々奮闘中。

伊藤 竜一

株式会社ユーザベース
SPEEDA 執行役員 技術領域事業担当

2007年、名古屋大学大学院工学研究科マテリアル理工学専攻を修了後、リクルートに入社。

複数の大手自動車部品・総合電機・化学素材メーカーに向き合い、人財・組織課題解決を通じた企業の事業価値向上に貢献。より経営・事業に直結した課題設定に挑戦すべく、2016年にユーザベースに参画。

SPEEDA、MIMIR等を活用した経営の意思決定支援を通じ、技術部門の企画・戦略業務における課題設定の共通項に着眼。技術経営やIPランドスケープの将来性・重要性を信じ、SPEEDA上の「特許動向検索」機能の企画・開発も主導。

経営・事業部門と組織間連携を強める技術部門のお客様から、企業価値向上に貢献する新たなヒーロー・ヒロインを誕生させることに心血を注いでいる。

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たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。

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