【H2Hセミナー】SDGs / ESG 経営は本格化するのか　-事例から見る新たな企業の在り方-

イベント概要

2015年の国連サミットで採択された「SDGs（持続可能な開発目標）」の機運が高まる昨今、自社の経営戦略のキーワードとして意識される方も多いのではないでしょうか？さらにESG投資と言われる、環境・社会・ガバナンスを重視した企業の価値を評価し、非財務情報から中長期的な視点で投資する傾向も加速しています。

本セミナーでは、SDGsやESGが注目される背景を事例から紐解き、日本企業においても本格化するのか、次のお二方をお招きして議論します。お一人目は、日本企業の競争力向上を目指し、自らの金融業界での経験を基に神戸大学やスタンフォード大学などで企業のコーポレートファイナンスを研究されている保田 隆明氏です。お二人目は、経済的リターンと社会的な課題解決のリターンを両立させるインパクト投資に関する国内外の調査研究にあたっている須藤 奈応氏です。

SDGsは事業をどう変えるのか、 なぜESG投資が注目されているのか、企業戦略にどのような影響を与えるのか。お二人が研究されているSDGs/ESG経営について、先行する海外事例を交えながら新しい企業の在り方について議論します。

本セミナーは視聴者だけでなく、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Homeセミナー(H2H)」です。 自宅からだからこそお伝えできる有意義なコンテンツを配信してまいります。応募いただいた方へのみ、視聴用のURLをご案内いたしますので、皆さまもぜひご自宅よりご視聴ください。

こんな方におすすめ

• SDGs経営やESG投資について理解を深め、事業戦略に生かしたいと模索されている方
• 企業価値向上を担い、財務戦略・経営戦略を練られている経営者、経営企画部の方

開催概要

プログラム

対談セッション「SDGs / ESG 経営は本格化するのか　-事例から見る新たな企業の在り方-」

出演者

保田 隆明 氏

神戸大学大学院経営学研究科准教授
スタンフォード大学客員研究員
一橋大学経済学研究科客員研究員

リーマンブラザーズ証券、UBS証券で投資銀行業務に従事後、SNS運営サイトを起業。同事業売却後、ネットエイジキャピタルパートナーズ（現ユナイテッド）にてベンチャーキャピタルファンドを組成、運用。その後、金融庁金融研究センター、小樽商科大学准教授、昭和女子大学准教授を経て15年9月から現職。19年8月より米国シリコンバレー在住。数社の社外取締役や監査役を兼務。主な著書『コーポレートファイナンス戦略と実践』『ふるさと納税の理論と実践』、論文「株式所有構造と企業統治 ～機関投資家の増加は企業パフォーマンスを改善したのか～」「電子地域通貨の利用者と加盟店の利活用に関する研究」「ふるさと納税の地域アントレプレナーシップへの示唆」等。博士（商学）早稲田大学。

須藤 奈応 氏

GSG国内諮問委員会 インパクト評価・マネジメントワーキンググループ 事務局・海外リサーチ
日本取引所グループ 総合企画部 課長

慶應義塾大学卒業後、2005年東京証券取引所（現日本取引所グループ）に入社。上場会社の適時開示サポート、上場管理に係る業務に従事。2013年、ペンシルベニア大学ウォートン校へ社費MBA留学。留学中に社会的インパクト投資を専門とする機関でインターンをし、ソーシャルファイナンスの世界に関心を持つ。MBA取得後は、日本取引所グループ総合企画部にて新規事業開発及び社内起業制度に係る企画に従事。企業でイノベーションに取り組む 若手社員の有志団体、ONE JAPAN 幹事を 2017 年 1 月から2019年6月まで務める。2020年、スタンフォード大学で準修士（アントレプレナーシップ専攻）取得。帯同者休業制度を活用し、現在はヒューストン在住。
主なリサーチ・翻訳：GSG国内諮問委員会「社会的インパクト時代の資本市場のあり方」（2019年5月） Impact Management Project 「インパクト評価と財務評価の統合　インパクト投資家向けガイドブック日本語版」（2020年9月）

酒居 潤平

株式会社ユーザベース
執行役員 B2B SaaS事業マーケティング＆ブランディング担当

慶應義塾大学経済学部を卒業後、三菱東京UFJ銀行(現 三菱UFJ銀行)入行。その後、起業、Sansan株式会社勤務を経て、2017年に株式会社FORCASへ参画。マーケティング＆インサイドセールスマネージャーとして部門の立ち上げに従事。2019年よりマーケティング&ブランディングマネージャーを担当。ABMの実践に取り組む。2020年1月より株式会社ユーザベースへ転籍し、執行役員 B2B SaaS事業マーケティング&ブランディング担当に就任。