ノーベル化学賞受賞者に学ぶ 研究者の事業構想力

2021年8月3日(火)11:00〜12:15

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イベント概要

経済発展と社会的課題の解決を両立する新たな未来社会「Society 5.0」を日本政府が発表して5年。日本経済団体連合会は「Society 5.0 for SDGs」を打ち出し、サステナブル社会を実現するための技術革新の重要性を訴えています。この大きな時流は、社会・経営・技術が不可分の関係を強めている象徴といえるでしょう。

本セミナーでは、2019年ノーベル化学賞を受賞された旭化成 名誉フェロー 吉野 彰 氏をゲストにお迎えし、イノベーションを起こす研究者のビジネス思考を探ります。吉野氏は1981年にリチウムイオン電池(LIB)の前身となる研究を始め、当時ニーズが高まっていたポータブルに応える電池の実用化を実現し、さまざまな電気製品の小型化に寄与しました。

吉野氏はいかに時流を捉え、研究者として熱意を絶やさず、LIBの実用化の壁を乗り越えてきたのでしょうか。環境・エネルギー問題を解決する技術の1つとしてLIBが期待されている今、加速するサステナブル社会の実現に向けてどのような研究開発を期待されているのでしょうか。今もなお研究者としての好奇心と情熱を絶やさない吉野氏の洞察と思考にご期待ください。

こんな方におすすめ

  • 技術革新で企業価値への貢献をミッションとする技術開発部門の責任者・担当者様
  • 社会課題解決の事業化に取り組まれている経営企画・事業開発部門の責任者・担当者様
  • サステナブル社会実現に向けた事業に挑戦されている皆様

開催概要

開催日

2021年8月3日(火)11:00〜12:15(日本標準時) ※終了時間は多少前後する可能性がございます。

参加料

無料

視聴方法

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールZoomを利用いたします。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 Zoomでのオンライン配信動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみご案内させていただきます。当日のご案内メールが届かない方はお手数ですが (speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。

プログラム

対談セッション『ノーベル化学賞受賞者に学ぶ 研究者の事業構想力』
TOPIC 1:LIBの着想から事業化までの軌跡を辿る
TOPIC 2:研究と事業化との間の苦悩の乗り越え方とは
TOPIC 3:未来社会に貢献できる研究者の思考と行動

出演者

吉野 彰 氏

旭化成株式会社
名誉フェロー

1948年1月30日生。72年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。05年大阪大学大学院工学研究科博士(工学)取得。72年旭化成工業(株)(現 旭化成)入社。現在、旭化成名誉フェロー、国立研究開発法人産業技術総合研究所フェロー兼エネルギー・環境領域 ゼロエミッション国際共同研究センター長。04年紫綬褒章、13年The Global Energy Prize、18年Japan Prize(日本国際賞)、19年欧州発明家賞、19年文化勲章、文化功労者、同年ノーベル化学賞受賞。

伊藤 竜一

株式会社ユーザベース
SPEEDA 執行役員 技術領域事業担当

2007年、名古屋大学大学院工学研究科マテリアル理工学専攻(導電性高分子・有機物性が専門)を修了後、リクルートに入社。

技術者の就転職マッチングという領域に技術専門知識を活かし、複数の大手自動車部品・総合電機・化学素材メーカーに対して、人財・組織課題解決と間接的な事業価値向上に貢献。より経営・事業に直結した課題設定に挑戦すべく、2016年にユーザベースに参画。

SPEEDAを活用した経営の意思決定支援から、研究・知財・技術部門の企画・戦略業務における課題設定の共通項に着眼し、改めて技術の専門性も活かし、技術とビジネスを結び付けるべく、SPEEDA上の「特許動向検索」機能の企画・開発・営業を主導。

『技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現』を志し、経営・事業部門と連携を強められる技術部門のお客様に伴走することで、企業価値向上に貢献している。

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