6G時代の事業構想力 - NTTドコモ 技術開発のリアル -

イベント概要

2030年代の実用化を目指して6G（第6世代移動通信システム）の技術開発が進み、デバイスや自動車などコネクテッド化が加速する中、通信技術の高度化は新たな価値創造の可能性をいかに拡げていくのでしょうか。
今回は、長年通信技術の研究開発に従事し、産官学での連携を加速するBeyond 5G推進コンソーシアムや多業界とのユースケース開拓を牽引する株式会社NTTドコモ チーフ テクノロジー アーキテクト 中村 武宏 氏をゲストにお迎えし、6Gの用途展開を見据えた技術開発を議論します。

同社では次世代通信システムを搭載した自動運転の実証実験環境を提供するなど、国内外の民間企業や大学・研究機関との技術開発を加速させ、新たなユースケースを創出しています。
また、Beyond 5G白書では通信業界の技術動向だけでなく、15ほどの業界における現状の課題や期待される性能や機能をまとめており、今後の通信環境の発展がもたらす市場や社会への影響を解説しています。

中村氏は通信技術が社会課題を解決するシナリオをどのように描き、来る6G時代に向けた技術開発を加速させているのでしょうか。
また、6Gがもたらす社会変革を中村氏はどのように捉え、業界の枠組みを超えた取り組みを推進しているのでしょうか。
国際的に議論が重ねられた次世代通信のコンセプトを軸に、市場拡大に向けてユースケースを開拓する中村氏の挑戦と描く未来に迫ります。

前回中村氏が出演したセミナーレポートをぜひ一読いただき、対談をより深くお楽しみください。
2022年4月開催：『6G最前線から考える技術開発』

こんな方におすすめ

• 次世代技術を活用した事業創出に取り組む技術・知財部門管掌の役員・部長の皆様
• 業界を超えた事業創出に取り組む技術・研究・知財領域の責任者・担当者様
• 社会課題の解決をミッションとする経営企画・事業開発部門の責任者・担当者様

開催概要

プログラム

TOPIC 1：通信技術の進化と6G最新技術動向
TOPIC 2：モビリティ業界を例にユースケースを紐解く
TOPIC 3：6G時代に向けて切り拓く事業構想力

出演者

中村 武宏 氏

株式会社NTTドコモ チーフ テクノロジー アーキテクト

1990年 横浜国立大学 修士卒。1990年 NTT入社。1992年より、NTT DOCOMOにてW-CDMA, HSPA, LTE/LTE-Advanced, 5G, 5G evolution & 6Gの研究開発および標準化に従事。㈱NTTドコモ執行役員を経て現在、㈱NTTドコモ チーフ テクノロジー アーキテクト。
1997年より国内外での移動通信システム標準化活動に参加。1999年より、3GPPでの標準化に参加し、2005-2013年 3GPP TSG-RAN副議長および議長を歴任。現在、5Gモバイル推進フォーラム企画委員会委員長代理およびミリ波普及推進アドホック主査、ITS情報通信システム推進会議 高度化専門委員会 セルラーシステムTG主査、Beyond 5G推進コンソーシアム 白書分科会主査。

伊藤 竜一

株式会社ユーザベース SPEEDA事業執行役員 技術領域事業CEO
INPIT IPランドスケープ支援事業 審査委員

2007年名古屋大学大学院工学研究科を修了後リクルートに入社。製造業のヒト組織課題解決に従事。2016年ユーザベースに参画。経営の意思決定支援が技術部門の課題解決に横展開できる市場期待に着眼。技術・知財経営の重要性を説き、SPEEDA上に「特許・論文・科研費動向及び研究者情報」等を機能拡張した『SPEEDA R&D』の企画および事業・組織立上げをリード。技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現を志す。