パナソニック コネクトの研究開発戦略 - CTOが語る Blue Yonderとのシナジー創出2年のリアル -

イベント概要

世界中で技術革新による変革がもたらされる中、技術研究開発の現場でも圧倒的なスピードで変化する市場環境への適応が求められています。
今回は、外資系IT企業の技術トップを歴任し、現在パナソニック コネクト株式会社 常務 最高技術責任者を務める榊原 彰 氏をゲストにお迎えし、変革期の技術研究開発戦略に迫ります。

同社は2021年9月米国のSCM（サプライチェーン）管理システム大手Blue Yonderを100％子会社化し、パナソニックグループのB2Bソリューション事業における成長の中核を担うべく、産業界の現場プロセスの変革に挑戦しています。
CTOとして同社の技術研究開発を率いる榊原氏は、市場を捉え、自社の技術やノウハウなどの経営資源を活用して産業界の現場にイノベーションをもたらすべく、技術革新のみならず組織そのものの変革にもチャレンジしています。

自社のテクノロジーをさまざまな産業界の現場とつなぎ、現場の課題を解決することで未来の社会を動かすことを目指す同社。
榊原氏は産業界の現場に変革をもたらす技術研究開発組織であるために、どのように事業シナジーを描き、組織文化を醸成しているのでしょうか。
常にテクノロジーの本質を見つめ、技術者であり続けることにこだわる榊原氏のリアルな挑戦とその思想に迫ります。

こんな方におすすめ

• 技術起点での事業変革をミッションとする技術・研究部門管掌の役員・部長の皆様
• イノベーション創出に取り組む研究開発・技術企画・知財領域の責任者・担当者様
• 事業変革を推進する経営企画・事業開発部門の責任者・担当者様

開催概要

プログラム

TOPIC 1：パナソニック コネクトが目指す現場イノベーション
TOPIC 2：Blue Yonder x 自社ノウハウによる産業界での開発事例
TOPIC 3：榊原氏が考える変革期を乗り越える強い組織とは

出演者

榊原 彰 氏

パナソニック コネクト株式会社
常務 最高技術責任者 兼 技術研究開発本部 マネージングダイレクター、知財担当、現場ソリューションカンパニー シニア ヴァイス プレジデント
AI DX テクノロジー エバンジェリスト

1986年、弘前大学人文学部経済学科を卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。2005年、同社ディスティングイッシュト・エンジニア（技術理事）に就任。2016年より日本マイクロソフト株式会社に執行役員 最高技術責任者として参画。2018年、マイクロソフトディベロップメント株式会社 代表取締役社長（兼務）に就任。
2021年、Blue Yonderの買収によるビジネス転換に共感し、パナソニック株式会社へ入社、コネクティッドソリューションズ社 常務 最高技術責任者 兼 イノベーションセンター所長及び知財担当に就任。2022年4月、パナソニックコネクト株式会社 常務 最高技術責任者 兼 技術研究開発本部 マネージングダイレクター、知財担当、現場ソリューションカンパニー シニアヴァイスプレジデント。2022年8月より、AI DX テクノロジー エバンジェリストを兼任。

伊藤 竜一

株式会社ユーザベース SPEEDA事業執行役員 技術領域事業CEO
INPIT IPランドスケープ支援事業 審査委員

2007年名古屋大学大学院工学研究科を修了後リクルートに入社。製造業のヒト組織課題解決に従事。2016年ユーザベースに参画。経営の意思決定支援が技術部門の課題解決に横展開できる市場期待に着眼。技術・知財経営の重要性を説き、SPEEDA上に「特許・論文・科研費動向及び研究者情報」等を機能拡張した『SPEEDA R&D』の企画および事業・組織立上げをリード。技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現を志す。