なぜ事業化の壁を超えられないのか - 今こそ技術者に求められる構想力 -

2023年6月21日(水)11:00〜12:15

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イベント概要

次々と新興企業、新たなサービスが台頭する中、企業成長をかけた新規事業やイノベーションの重要性がますます高まります。
一方で、「想いを形にしたい」「事業化に繋げたい」とアイディアの実現に向けて挑戦している技術者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、企業の研究員出身で産学連携を経験した後アカデミックへ転身、東京大学未来ビジョン研究センターの渡部 俊也 氏をゲストにお迎えし、技術を埋没させない事業化の壁の乗り越え方を議論します。

イノベーションと収益化に資する知的財産マネジメント等を専門とし、MOT(技術経営)や企業研修でも講師を務める渡部氏。
渡部氏は事業化にハードルを感じる技術開発の課題をどのように捉え、いかにイノベーションを加速させられると考えているのでしょうか。

さらに渡部氏は、データによる実証研究やケーススタディだけでなく、実際の技術開発プロジェクトへの参画により研究を深めています。
技術者もデザイン思考をもった事業創出が求められる今、これまでの技術視点の提案からどのように思考を転換し、提案のストーリーを描くべきなのでしょうか。

今直面している新規事業の課題を紐解き、事業化や社会実装を加速させるべく、MOTの概念の本質的な価値を見直すときなのではないでしょうか。
多くの企業の事例を分析してきた渡部氏と共に、事業化へ導く技術者の事業構想力に迫ります。

こんな方におすすめ

  • 事業創出をミッションとする技術・研究部門管掌の役員・部長の皆様
  • イノベーション創出に取り組む研究開発・技術企画・知財領域の責任者・担当者様
  • 新規事業を推進する経営企画・事業開発部門の責任者・担当者様

開催概要

開催日

2023年6月21日(水)11:00-12:15(日本標準時) ※終了時間は多少前後する可能性がございます。

参加料

無料

視聴方法

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールZoomを利用いたします。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 Zoomでのオンライン配信動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみご案内させていただきます。当日のご案内メールが届かない方はお手数ですが (speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。

プログラム

TOPIC 1:埋没技術の事例を紐解き、過去から学ぶ
TOPIC 2:デザイン思考を養い、事業化に近づける
TOPIC 3:事業構想力を磨き、シーズを形にする

出演者

渡部 俊也 氏

東京大学未来ビジョン研究センター 教授(副センター長)
東京大学 執行役・副学長
同学 産学協創推進本部本部長
同学 工学系研究科技術経営戦略学専攻教授
一般社団法人日本知財学会理事(会長)

1959年東京都生まれ、1984年に東京工業大学無機材料工学専攻修士課程を修了。その後、民間企業を経て、1994年に同大学無機材料工学専攻博士課程修了(工学博士)。1998年東京大学先端科学技術研究センター客員教授、2001年からは同センター教授。現在は、東京大学執行役・副学長、未来ビジョン研究センター副センター長、産学協創推進本部本部長、工学系研究科技術経営戦略学専攻教授(兼)、一般社団法人日本知財学会理事(会長)などを務める。知的財産政策とマネジメントに関する実証分析やケーススタディーなどを通じて、知的財産政策、イノベーション政策や技術経営の分野で研究論文等多数(https://researchmap.jp/toshiyaWを参照)。政府の知的財産戦略本部構想委員会座長、経済安全保障分野におけるセキュリティ・クリアランス制度等に関する有識者会議座長などを兼務。

伊藤 竜一

株式会社ユーザベース SPEEDA事業執行役員 技術領域事業CEO
INPIT IPランドスケープ支援事業 審査委員

2007年名古屋大学大学院工学研究科を修了後リクルートに入社。製造業のヒト組織課題解決に従事。2016年ユーザベースに参画。経営の意思決定支援が技術部門の課題解決に横展開できる市場期待に着眼。技術・知財経営の重要性を説き、SPEEDA上に「特許・論文・科研費動向及び研究者情報」等を機能拡張した『SPEEDA R&D』の企画および事業・組織立上げをリード。技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現を志す。

ご好評につきお申込みを締め切りました。
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。