リーディングカンパニーM&Aの舞台裏 -経営と現場をつなぐ経営企画の挑戦-

イベント概要

経営企画部の業務内容は各社によって様々ですが、共通する役割としては経営陣が目指すビジョンを元に会社の中長期的な経営方針を定め、ゴールまでのプランを立案することです。また、経営企画部はM&Aや新規事業創出をはじめとする様々な場面で事業部と共にその実行プロセスをリードする役割も担っており、まさに経営陣と各部署の架け橋としての役割も担っています。

しかし、経営陣や各部署とのコミュニケーションは複雑で、異なる利害関係や意見の相違が存在する場合もあります。特に、M&Aや新規事業といった大きな意思決定においては、このような異なるステークホルダーとのコミュニケーションを円滑に行い、協力関係を築くためのスキルと洞察力が求められるため、難しさを感じたりお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は二名のゲストをお招きします。
お一人目は、日本電気株式会社 コーポレートアライアンス部長の木下 麻奈 氏です。木下氏はNECのM&A部門で、買収、売却、JV設立・解散、ベンチャー投資、CVC立上等様々な案件を担当。ディール実行だけでなく、投資ルールや承認プロセスの整備にも取り組まれています。

お二人目は、株式会社日立製作所 インダストリー事業統括本部 事業戦略統括本部 経営戦略本部 本部長のハジャティ 史織 氏です。ハジャティ氏は、経営企画部長としてインダストリー事業のグローバル戦略策定に携わり、M&Aを活用した事業基盤の構築とその事業基盤を起点にしたグローバル展開の推進をされています。

「コーポレート部門」「経営企画部」のような橋渡しの役割があるからこそ、日本の企業は強くなれると語るお二人。日本を代表するリーディングカンパニーでのM&Aの実行にフォーカスした経営企画部の日々のリアルなお悩みポイント、だからこその面白さや魅力について伺います。ご期待ください。

こんな方におすすめ

• 日々の経営企画部のご業務においてお悩みや課題感をお持ちの方
• 企業変革を推進する経営者、事業を率いるリーダーの方
• M&A、既存組織の改革を検討する経営企画、事業開発部門の方

開催概要

プログラム

対談セッション「リーディングカンパニーM&Aの舞台裏 -経営と現場をつなぐ経営企画の挑戦-」

出演者

木下 麻奈 氏

日本電気株式会社
コーポレートアライアンス　部長

1994年、上智大学法学部国際関係法学科卒業後、日本電気株式会社（NEC）入社、半導体部門で国内外の企業とのアライアンス推進を担当。1999年に米国コロンビア大ロースクールに留学し、ニューヨーク州弁護士資格取得。2002年よりNECのM&A部門で、買収、売却、JV設立・解散、ベンチャー投資、CVC立上等様々な案件を担当。ディール実行だけでなく、投資ルールや承認プロセスの整備にも取り組む。趣味はミュージカル。

ハジャティ 史織 氏

株式会社日立製作所
インダストリー事業統括本部
事業戦略統括本部
経営戦略本部 本部長

1994年、東京大学法学部卒業後、日立製作所に入社、海外事業推進部門において事業開発・交渉業務を担当。2000年、米国UCLAアンダーソンスクールにてMBAを取得。2001年、外資系スタートアップ入社、当時まだ普及していなかった動画ネット配信の事業開発に携わる。2003年、日本マイクロソフト株式会社入社、ファイナンス部門を経て、エンタテイメント部門の事業開発、経営企画業務に従事。2011年、日立製作所に再び入社、国内外のM&A、事業再編の実行業務を担当、数々の案件に携わる。現在は日立製作所のインダストリー部門を統括する組織の経営企画部長として経営戦略策定に携わる傍ら、M&A等、事業開発業務にも従事。趣味は最近始めたばかりのゴルフ。イラン人男性と結婚、1男1女の母。

太田 智之

株式会社ユーザベース
グループ執行役員 事業開発担当

2017年1月にユーザベースへ参画。SPEEDA事業の責任者を務めたのち、米国Quartz Media買収を手掛け、2018年8月に同社のCFOに就任。2021年7月にユーザベースに復職。ユーザベース入社前は、モルガン・スタンレー証券やUBS証券にて、約14年に渡り投資銀行業務に従事。シリコンバレーオフィスでの勤務経験も持つ。東京大学大学院化学システム工学科修了。在学中は燃料電池を研究。