Hondaの技術開発の深化&探索 - AIまちづくりの事例から紐解く -

2023年10月10日(火)11:00〜12:15

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イベント概要

新たな事業の創出、新たな価値の創造を目指す技術開発において、実用化に向けて改良する「深化」プロセスと、新たな領域へと切り拓く「探索」プロセスの両輪が求められています。
それぞれに難しさがある一方で、双方のバランスをいかに取っていくのか、課題を感じる技術者の方は多いのではないでしょうか。
今回は、茨城県常総市とのAIまちづくりに向けた技術実証実験を行う株式会社本田技術研究所 先進技術研究所 知能化領域 エグゼクティブチーフエンジニアの安井 裕司 氏をゲストにお迎えし、技術開発を加速する深化と探索について議論します。

同社の先進技術研究所では、自由な移動の喜びを実感できる社会の実現を目指して「Honda CI マイクロモビリティ」を開発。
少子高齢化に伴う地方の移動課題を解決させるべく、2022年に茨城県常総市と協定を締結してHonda CI マイクロモビリティの技術実証実験を加速させています。
さらに「常総AIまちづくりコンソーシアム」の設立や、同社の技術実証実験の拠点となる「AIモビリティパーク紫峰」の設置など、茨城県常総市と一丸となってAIまちづくりを考え、実験を推進しています。

安井氏は2030年の実用化に向けて、どのようにAIまちづくりを捉え、マイルストーンを描き、この技術開発に取り組んでいるのでしょうか。
低公害エンジンからAI・自動運転へと研究領域を拡げて挑戦する安井氏と共に、ステークホルダーと連携した実証実験で進化する技術開発に迫ります。

こんな方におすすめ

  • 新価値・新技術の創造をミッションとする技術・研究部門管掌の役員・部長の皆様
  • 実証実験に取り組む研究開発・技術企画・知財領域の責任者・担当者様
  • 新規事業を推進する経営企画・事業開発部門の責任者・担当者様

開催概要

開催日

2023年10月10日(火)11:00-12:15(日本標準時) ※終了時間は多少前後する可能性がございます。

参加料

無料

視聴方法

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールZoomを利用いたします。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 Zoomでのオンライン配信動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみご案内させていただきます。当日のご案内メールが届かない方はお手数ですが (speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。

プログラム

TOPIC 1:Hondaと茨城県常総市が共に取り組む「AIまちづくり」とは
TOPIC 2:技術開発を深化させる実証実験のリアルに迫る
TOPIC 3:Hondaのフィロソフィーと仕組みで導く技術開発の探索

出演者

安井 裕司 氏

株式会社本田技術研究所
先進技術研究所 知能化領域
エグゼクティブチーフエンジニア博士(工学)

1994年、本田技研工業株式会社へ入社。株式会社本田技術研究所にて、適応制御/ロバスト制御を用いた低公害エンジンの研究に携わり、世界初となるULEV(Ultra Low Emission Vehicle, 1997年)、SULEV(Super Ultra Low Emission Vehicle, 1999年)を実現。その後、ニューラルネットワークやモデルベース制御を用いて、HEV(ハイブリッド電気自動車)、クリーンディーゼル車、F-1用トラクションコントロール等の研究開発に従事。現在、AIや先進制御技術を用いた自動運転/運転支援システム、マイクロモビリティの研究領域におけるエグゼクティブチーフエンジニア。

伊藤 竜一

株式会社ユーザベース SPEEDA事業執行役員 技術領域事業CEO
INPIT IPランドスケープ支援事業 審査委員

2007年名古屋大学大学院工学研究科を修了後リクルートに入社。製造業のヒト組織課題解決に従事。2016年ユーザベースに参画。経営の意思決定支援が技術部門の課題解決に横展開できる市場期待に着眼。技術・知財経営の重要性を説き、SPEEDA上に「特許・論文・科研費動向及び研究者情報」等を機能拡張した『SPEEDA R&D』の企画および事業・組織立上げをリード。技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現を志す。

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