Unknown Changemakers 新規事業における変革者たち vol.1

イベント概要

セミナーシリーズ「Unknown Changemakers」では、新規事業開発へと勇気ある一歩を踏み出した『まだ見ぬ変革者たち』にスポットライトを当て、現在進行形のチャレンジ・苦悩・希望に迫ってまいります。

今回は、日本を代表する大企業で新規事業立ち上げに挑戦しているお二人をゲストにお迎えします。

お一人目は、東芝 CPS戦略室 シニアフェロー 和田 将一 氏。和田氏は、東芝独自の手法で気象観測データを解析する「気象データサービス」事業の立ち上げに携わられています。これは東芝グループがDXを推進し、既存事業のCPS化と新たなCPS事業の創出を目指す取り組みである「みんなのDX」にて提案されたビジネスアイデアから生まれたサービスです。
お二人目は、トヨタ自動車 先進プロジェクト推進部 AD-ZERO プロジェクト創生G 横田 祐介 氏。横田氏は、モノづくりを外注する際に製造委託先に対して作るべきものを正確に反映した仕様設計ができず、『作りたかったモノが仕上がってこない』という課題を、トヨタで培われたモノづくりノウハウを最大限に活用した要件定義コンサルティングにより、そのギャップを無くす事業の立ち上げに携われています。

お二人の事業立ち上げの想いや、これまでにあった壁とその乗り越え方、今後の展望などを深掘りしてまいります。まさに今事業立ち上げに取り組まれている方や、新規事業に挑まれている方にご覧いただきたいセミナーです。

こんな方におすすめ

• 新規事業の立ち上げや既存事業の拡張を模索されている事業開発担当者の方
• 次なる成長事業の立ち上げを模索されている経営者、または経営企画部の方

開催概要

プログラム

対談セッション「Unknown Changemakers 新規事業における変革者たち vol.1」

出演者

和田 将一 氏

株式会社東芝
CPS戦略室 シニアフェロー

大阪大学で工学博士の学位取得後、東芝において電波で広域の雨を観測する「気象レーダ」に関する業務に従事。日本初、世界初となる様々な気象レーダを商品企画し、政府の開発予算を獲得。プロマネとして開発を主導し、国内外の標準化活動をしながら技術営業として官公庁に売り込むという流れで、本社と工場を異動しながら気象レーダ事業をけん引してきた。2022年から現職で、気象レーダデータの解析によるデータサービス事業の立ち上げを行っている。

横田 祐介 氏

トヨタ自動車株式会社
先進プロジェクト推進部　AD-ZERO プロジェクト創生G
先進プロジェクト推進部　AD-ZERO 社会基盤開発G（兼務）
新事業企画部　部付　QMSg（兼務）
モノづくり開発統括部　東富士ワンストップサービスグループ（兼務)

2011年：トヨタ自動車入社　生技開発部（現：モノづくり開発統括部）配属
　　　　エンジン部品　熱流体シミュレーション
　　　　鋳造技術 / 工程開発業務（ダイカスト・低圧鋳造・歪低減技術開発）
　　　　一体ボデー開発（現ギガキャスト）の熱処理開発（自身で提案＆号口採用）
　　　　自動車部品メーカー出向（8部品量産対応）
2019年：東富士研究所異動（新設G設立）。
2022年：先進プロジェクト推進部＠東京大手町（現部署）　新規事業創出活動

志賀 康平

株式会社ユーザベース
Marketing Division INITIAL Marketing Team Leader

東北大学工学部を卒業後、西日本旅客鉄道（JR西日本）に入社。非鉄道事業部門の新規事業チームにてM&A・PMIを経験。その後、経営企画部門に異動し、グループ会社の経営管理業務、CVCの戦略策定、新規事業部門の立上げ及び合弁会社（新規事業）の撤退・清算業務を経験。2021年7月からユーザベースに参画。SPEEDA事業を経験したのち、INITIAL事業のマーケティング&ブランディングを担当。