ブリヂストンR&Dの新価値創出の仕掛け - NTTとの共創から紐解く -

2024年5月14日(火)15:00〜16:15

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イベント概要

企業の成長戦略の1つとして、オープンイノベーションを掲げる企業は多く、異なる強みを持つ企業と手を組み、新たな価値の創出を目指す動きは盛んになりました。
一方で、共通のゴールをどこに定め、どのようなテーマで共創プロジェクトを推進していくべきか、課題を感じている企業も多いのではないでしょうか。
今回は株式会社ブリヂストンが、社会やお客様と繋がり新たな価値を生み出すために再構築したイノベーション拠点「Bridgestone Innovation Park」 より、パートナー企業との価値創出に向けたプロジェクトについて伺います。

同社は今年2月末、日本電信電話株式会社(NTT)との新たな価値創造に向けた共同研究を発表しました。
そこで、両社より本プロジェクトに携わった4名のゲストをお招きし、背景や目的、公表に至るまでのリアルに迫ります。
株式会社ブリヂストンからは、GX・イノベーション技術開発を管掌される常務役員 草野 智弘 氏と、テーマの選定に向けて取り組まれた ソリューション・デジタルツイン開発部門に所属されている 部長 脇山 雅史 氏。
そして、日本電信電話株式会社より、研究開発マーケティングの統括部長であられる大森 久美子 氏と、脇山氏と共にテーマを選定された担当部長 宮原 伸二 氏にお話を伺います。

強い技術力を持つ両社は、いかにゴールをすり合わせ、共に描く新たな価値の創出の可能性を見出したのでしょうか。
また、具体的なテーマの選定にあたり、どのように協議を重ね、今回のテーマ発表に至ったのでしょうか。
イノベーションの種を芽吹かせる場をコンセプトにした「Bridgestone Innovation Park」 より、共に歩み始めたプロジェクトのリアルから、共創のはじめ方を紐解きます。

こんな方におすすめ

  • 自社のビジョンの実現に向けて事業創出に取り組む役員・部長の皆様
  • オープンイノベーションに取り組む研究開発・技術企画・知財領域の責任者・担当者様
  • 共創を推進する経営企画・事業開発部門の責任者・担当者様

開催概要

開催日

2024年5月14日(火)15:00-16:15(日本標準時) ※終了時間は多少前後する可能性がございます。

参加料

無料

視聴方法

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールZoomを利用いたします。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 当日のご案内メールが届かない方や、セミナー参加に関するご質問・ご相談などありましたら、(speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。

プログラム

TOPIC 1:ビジョンを起点に考える共創のはじまり
TOPIC 2:シナジーはどこに?テーマ創出のリアル
TOPIC 3:未来をつくるオープンイノベーションとは

出演者

草野 智弘 氏

株式会社ブリヂストン
常務役員 GX・イノベーション技術開発管掌

1965年茨城県生まれ。1990年東京工業大学大学院 理工学研究科 高分子工学専攻修了後、株式会社ブリヂストン入社。小平技術センターにて、タイヤ材料開発に従事。米国研究所派遣を経験し、2017年よりタイヤ材料開発本部長。その後、九州生産本部長、執行役員化工品開発生産技術担当を経て、2019年常務執行役員化工品ソリューション事業管掌に就任。21年4月より現職。

脇山 雅史 氏

株式会社ブリヂストン
ソリューション開発第1部 部長

1974年長崎県生まれ。1999年上智大学大学院 理工学部 機械工学科を卒業後、株式会社ブリヂストン入社。小平技術センターに初任配属され、乗用車向けのタイヤの構造設計、パターン開発、先行技術開発など、タイヤ事業に長年従事。2020年より現職で、タイヤ・モビリティに関連するソリューションの開発やBridgestone Innovation Parkを活用した他社との共創活動に従事。

大森 久美子 氏

日本電信電話株式会社  
研究開発マーケティング本部 マーケティング部門 R&Dマーケティング担当 統括部長
工学博士

1998年 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 計算機科学専攻を卒業後、日本電信電話株式会社に入社。AI・データ分析や業務データからの業務DX(業務効率化に向けた業務フロー改善)に従事し、2005年に博士号を取得。2023年より現職にて、マーケット・顧客ニーズの分析により研究所技術を活用した新規サービス創出に従事。
主な社外委員・団体は、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社 取締役、NTTテクノクロスサービス株式会社 取締役、一般社団法人京都哲学研究所 理事。

宮原 伸二 氏

日本電信電話株式会社
研究開発マーケティング本部 マーケティング部門 R&Dマーケティング担当 担当部長

2000年大阪大学大学院 工学研究科 情報システム工学専攻を卒業後、日本電信電話株式会社に入社。ヒューマンコンピュータインタラクション分野にてデジタルコンテンツ探索支援や運動スキルの獲得に向けた運動能力転写技術に従事。2023年より現職にて、市場と研究開発をつなぐ戦略策定業務や他社協創活動に従事。

伊藤 竜一

株式会社ユーザベース
SaaS事業 知財・研究開発支援責任者 上級執行役員(SVP)

2007年名古屋大学大学院工学研究科を修了後リクルートに入社。製造業のヒト組織課題解決に従事。2016年ユーザベースに参画。経営の意思決定支援が技術部門の課題解決に横展開できる市場期待に着眼。技術・知財経営の重要性を説き、SPEEDA上に「特許・論文・科研費動向及び研究者情報」等を機能拡張した『SPEEDA R&D』の企画および事業・組織立上げをリード。技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現を志す。

半澤 瑞生

株式会社ユーザベース
SaaS Marketing Domain 知財・研究開発支援Division Leader

大学卒業後、米国大学留学。帰国後、大企業役員向けのマッチングビジネスなどを展開する英系グローバル企業に入社。法人営業を経て、日本支社経営全般と売上/人事管理に従事。2016年、ユーザベースSPEEDA事業マーケティングチームにジョイン。2020年よりSaaSマーケティング横断組織の主メンバーとして、SPEEDA R&Dマーケティングの立ち上げ、SPEEDA R&D/INITIALマーケティングマネジャーを経て、2022年よりSPEEDA R&DとFORCASマーケティングマネジャーを兼務。現在は知財・研究開発支援Divisionと法人営業・マーケティング支援DivisionのDivision Leaderを兼任。

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