AI技術と切り拓く日立製作所、インダストリアルメタバースへの挑戦

2024年9月10日(火)11:00〜12:15

Analyst Analyst

イベント概要

人工知能(AI)自身が学習するディープラーニングの登場により第三次AIブームが起こり、さらに生成AIの登場によってAI活用が爆発的に高まっています。
AI活用は産業界でも自動化や省人化を加速させる一手として注目が集まる中、AIを活用することが目的化し、どのような未来を描いて社会実装へつなげるべきか、模索する研究開発系部門の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、画像処理や機械学習の研究と30年向き合い、自らの研究テーマを製品化へ導いてきた株式会社日立製作所 研究開発グループ デジタルサービス研究統括本部 先端AIイノベーションセンタ 主管研究長 影広 達彦 氏をお招きし、AI技術を活用した事業の社会実装について議論します。
影広氏は郵便区分機の開発からキャリアをはじめ、同社の社会イノベーション協創センタにてヒューマノイドロボットの事業化などに従事、現在はインダストリアルメタバースのプロジェクトに挑戦しています。

技術に強みがあると技術が先行して社会実装に至らない可能性がある中、いかに顧客と技術の双方と向き合い、事業化へ近づけていけばよいのでしょうか。
産業界への応用が期待されるメタバースにおいて、他業界や他技術といかに歩み寄り、現場の課題を真に解決する製品へと昇華させられるのでしょうか。
AIと他の技術を掛け合わせ、顧客の持つ知見を尊重して常にシナジーを意識する影広氏、その行動力と思考力に迫ります。

こんな方におすすめ

  • AI技術を活用した事業の創出に取り組む役員・部長の皆様
  • 産業分野でのAI活用を推進する研究開発・技術企画・知財領域の責任者・担当者
  • オープンイノベーションを推進する責任者・担当者

開催概要

開催日

2024年9月10日(火)11:00-12:15(日本標準時) ※終了時間は多少前後する可能性がございます。

参加料

無料

視聴方法

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールZoomを利用いたします。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 当日のご案内メールが届かない方や、セミナー参加に関するご質問・ご相談などありましたら、(speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。

プログラム

TOPIC 1:AI技術の現在地と産業分野への応用の課題
TOPIC 2:ニーズ理解の深化とソリューション展開の進化の事例「映像監視」
TOPIC 3:インダストリアルメタバースが描く産業界の未来

出演者

影広 達彦 氏

株式会社日立製作所
研究開発グループ デジタルサービス研究統括本部 先端AIイノベーションセンタ 主管研究長 
博士(工学)

専門は画像処理認識、パターン認識、機械学習。1994年、日立製作所入社。2005年から2006年University of Surrey 客員研究員。その後、中央研究所にて映像監視システムや産業向けメディア処理技術の研究開発をとりまとめ、2015年から社会イノベーション協創統括本部にてヒューマノイドロボットEMIEWを事業化。2017年にメディア知能処理研究部長、2020年人工知能イノベーションセンタ長 兼Lumada Data Scienceラボ長、2022年から現職。筑波大学大学院グローバル教育院客員准教授、小樽商科大学客員講師、電子情報通信学会 情報・システムソサエティ副会長、一般社団法人日本デジタル空間経済連盟理事。

伊藤 竜一

株式会社ユーザベース
スピーダ事業 知財・研究開発支援責任者 上級執行役員(SVP)

2007年名古屋大学大学院工学研究科を修了後リクルートに入社。製造業大手クライアント中心に、採用・育成等の組織課題解決に従事。2016年ユーザベースに参画。経営の意思決定に寄り添い、従前価値が技術部門の課題解決にも応用展開できる市場変化の兆し・要請に着眼。技術・知財経営の重要性を説き、スピーダ 経済情報リサーチ上に、「特許・論文動向や科研費、規制動向」等技術情報機能を拡張した『スピーダ R&D分析』の企画開発及び事業・組織立上げを主導し、新領域の探索・スケールにより、スピーダ事業の成長に貢献。『技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現』を志す。

ご好評につきお申込みを締め切りました。
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。