技術を核とした成長事業の創出 - 味の素 副社長と考える、イノベーションの追求 -

2024年11月6日(水)11:00〜12:15

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イベント概要

市場環境が急激に変化する現代を生き抜くため、企業成長をかけて自社のコア技術を活かしたイノベーションの創出に挑むR&D部門。
今までにない新たな価値を生むためにありたい未来を描きバックキャストすることが求められますが、その実践を模索している方も多いのではないでしょうか。
本セミナーでは企業変革に取り組む味の素株式会社より、Chief Innovation Officer(CIO)として2030年、さらに将来に向けた成長をドライブする研究開発や事業モデル変革、新事業創出をリードされている白神 浩 氏をゲストにお招きし、イノベーションの創出に向けた取り組みに迫ります。

白神氏は同社にて食品以外の領域の研究者としてキャリアをスタートし、事業開発やM&Aなどを経験されました。
十数年前、大きな貢献をしていた事業分野において環境変化に伴う多額の事業負債を抱えることとなりましたが、会社の未来を左右する研究開発体制やテーマを見直し、成果創出につながるテーマの設定や組織体制を整備し、人材育成に尽力。
その結果、同社のコア技術であるアミノサイエンスからの新事業の立ち上げを実現しました。
新たな価値を生み出すための思考と、それらを実現するための仕組みをいかに実践しているかに迫ります。

また、「マーケティングとテクノロジーの融合によってイノベーションは創造される」との信念を持つ白神氏は、技術開発と事業開発の垣根をこえた事業モデル変革をいかに体現されているのでしょうか。
常に未来を信じ、コア技術を軸に事業の進化を牽引する白神氏と共に、新たな成長事業の創出を議論します。

こんな方におすすめ

  • イノベーション創出をミッションとする技術系部門管掌の役員・部長の皆様
  • 新規事業の創出に取り組む研究開発・技術企画・知財領域の責任者・担当者
  • 新規事業を推進する経営企画・事業開発部門の責任者・担当者

開催概要

開催日

2024年11月6日(水)11:00-12:15(日本標準時) ※終了時間は多少前後する可能性がございます。

参加料

無料

視聴方法

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールZoomを利用いたします。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 当日のご案内メールが届かない方や、セミナー参加に関するご質問・ご相談などありましたら、(speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。

プログラム

TOPIC 1:研究者出身の白神氏の思想の原体験に迫る
TOPIC 2:技術と事業の垣根を超える仕組み、事業モデル変革とは
TOPIC 3:イノベーションに求められる両極の追求

出演者

白神 浩 氏

味の素株式会社
取締役 代表執行役副社長 Chief Innovation Officer

京都大学大学院工学研究科工業化学修士課程修了、1986年に味の素(株)入社。1992年、オムニケム(株)出向(ベルギー)、1993年工学博士取得、1998年に日本化学技術進歩賞を受賞。2009年アミノサイエンス事業開発部長、2013年アルテア社代表取締役会長兼社長(米サンディエゴ)に駐在。2019年、常務執行役員 アミノサイエンス副事業本部長 バイオファイン研究所長。2021年、執行役専務 Chief Innovation Officer 兼 R&D統括。同2021年より東北大学特任教授。2022年6月より現職。事業モデル変革、R&D、M&A、CVC、知財などを担当。

伊藤 竜一

株式会社ユーザベース
スピーダ事業 知財・研究開発支援責任者 上級執行役員(SVP)

2007年名古屋大学大学院工学研究科を修了後リクルートに入社。製造業大手クライアント中心に、採用・育成等の組織課題解決に従事。2016年ユーザベースに参画。経営の意思決定に寄り添い、従前価値が技術部門の課題解決にも応用展開できる市場変化の兆し・要請に着眼。技術・知財経営の重要性を説き、スピーダ 経済情報リサーチ上に、「特許・論文動向や科研費、規制動向」等技術情報機能を拡張した『スピーダ R&D分析』の企画開発及び事業・組織立上げを主導し、新領域の探索・スケールにより、スピーダ事業の成長に貢献。『技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現』を志す。

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