企業価値経営の最前線
- 2024年を象徴する2つの事例から読み解く -
2024年12月5日(木)11:00〜12:15
イベント概要
東証の「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」の公表から1年半。2024年7月末時点で、プライム市場上場会社の86%において開示が行われるなど、2024年は「PBR1倍問題」に対する各社の対応が進んだ1年だったと言えそうです。
しかしながら、実態としては投資家とのコミュニケーションや具体的な経営改善アクションについてはまだまだ手探りな企業も多く、株主提案や「同意なき買収」への対処といった、これまでにないアジェンダの対応に追われるケースも多いのではないでしょうか。実際に、これら対応によって企業の明暗が分かれるケースも出てきています。
そこで今回は、株式会社インテグリティ代表の田中 慎一氏と慶應義塾大学総合政策学部教授の保田 隆明氏のお二人をお招きし、セブン&アイ・ホールディングスと株式会社アシックスを例に、企業価値経営の最前線について語っていただきます。
田中氏は、スタートアップ企業から上場企業まで約1,000社を見てきた経験を活かし、M&Aや事業再生に関するアドバイス、および企業変革推進のコンサルティングで企業成長の支援を行っており、企業の財務戦略に関する知識を豊富にお持ちです。
保田氏は、金融業界や起業経験を経て、現在は大学にて企業活動に関する研究活動をするとともに、上場企業の社外取締役・監査役も務められており、日本企業の競争力向上に取り組まれています。また、お二人は共著『ESG財務戦略』『コーポレートファイナンス 戦略と実践』などを通して、日本企業のグローバル競争力を高める原動力となりうるESG戦略やコーポレートファイナンス戦略の必要性も説いています。
当日は視聴者の方の質問を交えて進行してまいりますので、ぜひ一緒に今年の振り返りと来年の対応を考えていければと思います。
こんな方におすすめ
- 上場企業の経営者および経営企画担当役員の方
- 企業価値向上を担い、経営戦略・財務戦略を練られている責任者・担当者の方
- 人的資本、ESGについての最新事例を知り、自社の企業戦略に活かしたいと模索されている方
- ビジネストレンドを掴み、事業成長のヒントを得たい方
開催概要
開催日
2024年12月5日(木)11:00〜12:15(日本標準時) ※終了時間は多少前後する可能性がございます。
参加料
無料
視聴方法
本セミナーはオンラインでのライブ配信ツールZoomを利用いたします。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 Zoomでのオンライン配信動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみご案内させていただきます。当日のご案内メールが届かない方や、セミナー参加に関するご質問・ご相談などありましたら、(speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。
プログラム
対談セッション:企業価値経営の最前線 - 2024年を象徴する2つの事例から読み解く -
出演者
田中 慎一 氏
株式会社インテグリティ 代表
慶応義塾大学経済学部卒業後、あずさ監査法人、大和証券SMBC、UBS証券等を経て現職。監査法人、投資銀行を通じて会計監査、IPO支援、デューデリジェンス、M&A・事業再生・資金調達に関するアドバイザリーサービスに従事。現在は、アドバイザリーサービスに加えて、スタートアップ企業のCFO、買収後の企業変革を推進するターンアラウンドに取り組む。著書に『コーポレートファイナンス戦略と実践』『役員になれる人の「日経新聞」読み方の流儀』『あわせて学ぶ会計&ファイナンス入門講座』『M&A時代 企業価値のホントの考え方』『投資事業組合とは何か』等がある。趣味はトライアスロンで、ヨーロッパのIRONMANをすべて完走するのが目標。保田 隆明 氏
慶應義塾大学総合政策学部教授
リーマンブラザーズ証券、UBS証券で投資銀行業務に従事後、SNS運営サイトを起業。同事業売却後、ネットエイジキャピタルパートナーズ(現ユナイテッド)にてベンチャーキャピタルファンドを組成、運用。その後、金融庁金融研究センター、小樽商科大学准教授、昭和女子大学准教授、神戸大学大学院経営学研究科准教授および教授を経て、22年4月より現職。19年8月より21年3月までスタンフォード大学客員研究員として米国シリコンバレーに在住し、ESGと財務戦略について研究。上場企業の社外役員も兼務。専門はコーポレートファイナンスとソーシャルファイナンス。博士(商学)早稲田大学。山中 祐輝
株式会社ユーザベース
スピーダ事業執行役員 マーケティング担当
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