“次世代型”技術開発へ、IHIの変革
- 挑戦が紡ぐクリーンエネルギーの未来とは -

2025年1月29日(水)11:00〜12:15

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イベント概要

2050年の脱炭素社会に向けて、社会経済のあり方に対する価値観が変容する中、技術開発もまた自然や社会との向き合い方の転換が問われています。
本セミナーでは、世界のカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーへの貢献に取り組む株式会社IHI 常務執行役員 技術開発本部 本部長 久保田 伸彦 氏をお迎えし、地球規模の社会課題を解決する技術開発のあり方を議論します。

昨年発表した中長期計画では中核事業を基盤に、液体燃料の開発などの成長事業とクリーンエネルギーなどの育成事業で持続的な高成長を目指すと宣言している同社。
現在燃料アンモニアのバリューチェーン構築やCO2の有価物化などに注力する久保田氏は、同社のミッションをどのように捉え、あるべき未来に向けて技術開発を牽引しているのでしょうか。

また、同社は研究開発費を成長分野へ集中投資する一方、役員が関与せず、研究員が自ら研究テーマを決める予算枠を約20%と設け、挑戦を促しています。
技術開発のスタイルからの変革を掲げて実践する中、いかに新たな領域への価値提供を加速させているのでしょうか。
「失敗した人こそ、その後にいい仕事をする」と新たな挑戦を歓迎する久保田氏と共に、地球規模の社会課題と向き合う技術開発の挑戦に迫ります。

こんな方におすすめ

  • イノベーション創出をミッションとする研究開発・技術企画・知財領域の責任者・担当者
  • 体制やフローの改革に取り組む技術系部門管掌の役員・部長
  • 技術企画・研究開発・知財・事業開発系部門の責任者・担当者

開催概要

開催日

2025年1月29日(水)11:00-12:15(日本標準時) ※終了時間は多少前後する可能性がございます。

参加料

無料

視聴方法

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールZoomを利用いたします。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。 当日のご案内メールが届かない方や、セミナー参加に関するご質問・ご相談などありましたら、(speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。

プログラム

TOPIC 1:地球規模の社会課題解決に向けたIHIの技術戦略
TOPIC 2:新たな技術開発のスタイルの確立に向けた変革のリアル
TOPIC 3:100年先を見据えて挑戦する久保田氏の原点

出演者

久保田 伸彦 氏

株式会社IHI
常務執行役員 技術開発本部 本部長

1990年に株式会社IHI(当時は石川島播磨重工業)に入社以来,研究開発部門,技術企画部門,環境・エネルギー事業開発部門などを経て,2021年にIHIグループの技術担当の技術開発本部長,2022年に常務執行役員に就任し,現在に至る。最近では,燃料アンモニアのバリューチェーン構築に必要な技術開発や,CO2の有価物化(メタン,オレフィン,SAFなど)を中心とした研究にリソースを集中させている。また,エネルギー関連の活動にて,クリーン燃料アンモニア協会(CFAA)副会長,フュージョンエネルギー産業協議会 (J-Fusion)理事,メタネーション推進官民協議会委員を務めている。

伊藤 竜一

株式会社ユーザベース
スピーダ事業 知財・研究開発支援責任者 上級執行役員(SVP)

2007年名古屋大学大学院工学研究科マテリアル理工学専攻を修了後、リクルートに入社。製造業大手クライアント中心に、採用・育成等の人財開発・組織課題解決に従事。2016年ユーザベースに参画。経営の意思決定支援に寄り添いつつ、従前価値が技術部門のマーケティング課題解決にも応用展開しうる市場トレンドに着眼。技術経営・経営に資する知財の重要性を説き、スピーダ 経済情報リサーチ上に、「特許・論文動向や科研費、規制動向」等技術情報データ機能を拡張した『スピーダ R&D分析』の企画開発及び事業・組織立上げ・販売を主導し、新領域の探索・スケールにより、スピーダ事業の成長に貢献。『技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現』を志す。

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