技術の事業化をはばむ「3つの壁」は突破できるのか
- 日東電工の組織体制の戦略性に迫る -

2025年6月4日(水)13:00〜14:15

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イベント概要

今年4月スピーダは「R&D部門が技術の事業化を前進させるにはどうすればよいのか」という課題意識のもと、研究・技術部門で企画戦略を担当する役職者400人に実態調査した『技術マーケティング白書2025』を無料公開いたしました。
本調査で明らかになったのは、「技術マーケティング」に取り組む企業は技術起点の新規事業開発が進みやすいということです。
加えて、技術の事業化をはばむ「3つの壁」が存在することも分かってきました。

<技術の事業化をはばむ3つの壁>
1.技術マーケティングの必要性を感じているが、取り組めていない
2.アイデアの稟議・決裁が下りない
3.新規参入業界・領域を特定できない

そこで、今回のセミナーでは、三新活動やグローバルニッチトップ™戦略など、新たな市場を創出し続ける仕組みを独自に定義し実践している日東電工株式会社より、全社技術部門 研究開発本部長 佐竹 正之 氏と同部門 事業開発本部長 北川 祐矢 氏をゲストにお招きし、同社がこの3つの壁をどう乗り越えようとしているのか迫ります。
技術起点の事業開発の推進において、研究開発部門とマーケティング部門はいかに共通認識をはかり、協力する体制を築いていくことが新規事業の加速につながるのでしょうか。

技術の事業化をはばむ「3つの壁」の乗り越えるヒントを得る機会として、また技術マーケティングの実践に向けた仲間集めの機会として、同僚やご興味のある方をお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
『技術マーケティング白書2025〜技術の事業化をはばむ「3つの壁」〜』(無償配布中)をご一読の上、ご参加ください。

こんな方におすすめ

  • 大手製造業にて技術企画や技術戦略策定、新規事業開発を管掌する役員・部長
  • 技術起点の新規事業開発に課題を感じる技術企画・研究開発部門の責任者
  • 技術企画・研究開発・知財・事業開発・マーケティング系部門の責任者・担当者

開催概要

開催日

2025年6月4日(水)13:00-14:15(日本標準時)
※終了時間は多少前後する可能性がございます。

参加料

無料

視聴方法

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールZoomを利用いたします。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。
当日のご案内メールが届かない方や、セミナー参加に関するご質問・ご相談などありましたら、(speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。

出演者

佐竹 正之 氏

日東電工株式会社
フェロー 副CTO 全社技術部門 研究開発本部長

1991年、大阪市立大学工学部応用化学科修士課程を修了後、日東電工株式会社に入社。茨木事業所粘着剤研究所に配属され、以来30年間粘着剤開発に従事。1996年、稼働したばかりの光学フィルム専用工場である尾道事業所へ異動。情報機能材料事業部門で偏光フィルム用粘着剤の開発に取り組む。液晶市場が大きく成長して行く中で、日韓台の主要なお客様向けに多数の製品立ち上げを経験。2008年「LCD光学フィルム用粘着剤の開発」で日本接着学会技術賞受賞。
2013年茨木事業所に戻る。全社技術研究部門へ異動となり基幹技術研究センター長、2018年研究開発本部長、2021年副CTO、2023年よりフェロー。

北川 祐矢 氏

日東電工株式会社
全社技術部門 事業開発本部長

2002年、京都工芸繊維大学工芸科学科高分子学修士課程を修了後、松下電工株式会社に入社。電子材料の開発に従事。
2008年、日東電工株式会社に参画。半導体封止樹脂成形の開発に従事。2011年に日東ヨーロッパ(ベルギー)に出向し、半導体分野、自動車分野を中心とした技術調査、産官学連携、新規事業開発に従事。帰国後、モビリティ関連分野、及び、脱炭素関連分野で計10年以上の新規事業開発を経験。
2025年4月に全社技術部門 事業開発本部 本部長に就任し現在に至る。

伊藤 竜一

株式会社ユーザベース
執行役員 スピーダ事業 ソリューション責任者 兼 知財・研究開発領域アカウント統括

2007年名古屋大学大学院工学研究科を修了後、リクルートに入社。製造業大手クライアントを中心に、採用・育成等の人財開発・組織課題解決に従事。2016年ユーザベースに参画。経営の意思決定支援に寄り添いつつ、従来価値が技術部門のマーケティング課題解決にも応用しうる市場展開に着眼。技術・知財経営の重要性を説き、経済情報を核にしたスピーダ上に、「特許・論文動向や科研費、規制動向」等技術データコンテンツを拡張した新プロダクトプランの企画開発及び新規事業・組織立上げを主導。現在はイノベーション創出及びその人財開発に資する複合ソリューション創造に役割責任を広げ、With AI時代に更なる変革を目指すスピーダ事業の成長牽引も軸足に、『技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現』を志す。

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