徹底討論 ”同意なき買収”を読み解く

2025年6月17日(火)11:00〜12:30

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イベント概要

日本企業の経営を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。「同意なき買収*」は、もはや一部の企業に限った話ではなく、上場企業であれば誰もが直面しうる現実となりました。
国内外の事業会社やファンドによる買収提案やTOB(株式公開買付)が相次ぐほか、経済産業省によるガイドライン策定**を受け、日本企業のガバナンス強化が求められる中、企業の経営層や経営企画部門に求められる役割はますます重要になっています。
いかに企業価値を高めながら投資家と対話していくか。いざ自社で「同意なき買収」の提案があった際に、どのように受け止め、対応するべきか。その答えを模索しているビジネスパーソンも少なくありません。

そこで今回のセミナーでは、「同意なき買収」の最前線を知るトップクラスの論客が集結。
みさき投資の中神氏は、投資家でありつつ日本取締役協会の副会長も務め、コーポレートガバナンスの第一人者でもあります。カーライル・ジャパンの小倉氏は、近年「同意なき買収」の主体者やホワイトナイトとして注目されるPEファンドの視点から、本トピックを読み解きます。さらに、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の別所氏は、インベストメント・バンカー第一人者でありつつ、経産省ガイドラインの委員会メンバーでもあります。

それぞれの専門家が異なる立場から、今後の資本市場や企業価値経営のあり方、そして「同意なき買収」時代の企業経営陣が押さえておくべき論点について、徹底討論します。

*対象会社の取締役会の賛同を得ずに行う買収
**2023年8月に策定した「企業買収における行動指針 ―企業価値の向上と株主利益の確保に向けて―」を指す

こんな方におすすめ

  • 上場企業の経営者および経営企画担当役員の方
  • 企業価値向上を担い、経営戦略・財務戦略を練られている責任者・担当者の方
  • 資本市場の最新事例を知り、自社の企業戦略・資本政策・ガバナンス戦略に活かしたいと模索されている方

開催概要

開催日

2025年6月17日(火)11:00〜12:30

本セミナーはオンラインでのライブ配信ツールZoomを利用いたします。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。
※Zoomでのオンライン配信動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみご案内させていただきます。当日のご案内メールが届かない方や、セミナー参加に関するご質問・ご相談などありましたら、(speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。

参加料

無料

プログラム

対談セッション「徹底討論 ”同意なき買収”を読み解く」

出演者

中神 康議 氏

みさき投資株式会社
代表取締役

みさき投資株式会社 代表取締役
約 20 年弱にわたり幅広い業種で経営コンサルティングに取り組む。数多くのクライアント企業価値向上の実体験を元に、『働く株主®』投資モデルの有効性を確信。2005 年に投資助言会社を設立。その後、2013 年にみさき投資を設立し、上場企業への厳選長期エンゲージメント投資に取り組んでいる。著書に、『三位一体の経営 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる』(ダイヤモンド社)等。慶應義塾大学経済学部卒。カリフォルニア大学バークレー校経営学修士(MBA)。日本取締役協会 副会長。株式会社丸井グループ 独立取締役。

別所 賢作 氏

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
取締役 副社長執行役員 投資銀行本部長

慶應義塾大学経済学部卒業、日本長期信用銀行、アーサー・アンダーセンを経て、2002 年モルガン・スタンレー入社。2022 年 3 月より現職。現職就任以前は、2012 年 6 月より日本における国内外の M&A アドバイザリー・サービスを統括。経済産業省による公正な M&A の在り方に関する指針策定のための研究会、事業再編研究会、公正な買収の在り方に関する研究会、外国企業と日本企業の協業連携事例に関する研究会の委員等を務める。

小倉 淳平 氏

カーライル・ジャパン
マネージング ディレクター、パートナー

UBS証券株式会社の投資銀行本部にて、主に金融機関に対するコーポレートファイナンス業務を担当。在職中、ニューヨークオフィスの金融法人グループに所属し、米銀、資産運用会社向けアドバイザリー業務に従事。2006年にカーライルに参画。現在、マネージング ディレクター、パートナーとして国内のテクノロジー・メディア関連の支援業務を主導。KANAMEL株式会社の非常勤取締役、株式会社ユーザベースの非常勤取締役。過去においてアルヒ株式会社、シンプレクス株式会社、ウォルブロー株式会社及び株式会社マネースクエアHDの非常勤取締役、チムニー株式会社及び株式会社ツバキ・ナカシマ非常勤監査役。

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