オープンイノベーション未来会議
- “日本らしい勝ち筋”はあるのか -

2025年7月24日(木)11:00〜12:30

Analyst Analyst

イベント概要

多くの企業が持続的成長を目指し、複雑化する社会課題の解決に挑む中、オープンイノベーションによって新たな事業を創出する必然性が増しています。
一方で、日本のオープンイノベーションは海外事例との比較において、
・自前主義などオープンにすることへの組織的・精神的ハードルが高い
・成熟企業とスタートアップ企業との連携において役割分担が不十分
・イノベーションの本質的な理解と推進力が不足している
など、さまざまな課題が指摘されています。

そこで今回、「日本らしさを活かしたオープンイノベーションのあり方」を議論すべく、共創の最前線に挑む次の3名をゲストとしてお迎えします。
パナソニックホールディングス株式会社 技術部門が昨年発表した「技術未来ビジョン」の策定に参画し、新規事業や共創のきっかけを仕掛ける、同社 DX・CPS本部長 事業開発室長 西城 洋志 氏。
株式会社ティアフォーにて、自動運転技術の社会実装とエコシステム拡大に向けて、オープンソースによる自動運転技術の普及や産官学・大手企業との連携、パートナーアライアンスの構築などを推進する同社 CSO 新海 正史 氏。
三菱マテリアル株式会社において、新規事業創出プロセスの整備やカーブアウト型オープンイノベーションの経験を持ち、アクセラレーションプログラム「Wild Wind」による共創の推進を牽引する、同社 ものづくり・R&D戦略部長 長友 義幸 氏です。
モデレータには、株式会社ユニッジ Co-CEOとして大手企業70社以上の新規事業創出に伴走してきた土井 雄介 氏を迎えます。
多様な共創経験をもつ4名とともに、成熟企業とスタートアップ企業、双方の視点からオープンイノベーションの本質に迫ります。

言葉が先行しがちなオープンイノベーション、そもそも本当に必要なのでしょうか。
必要だとすれば、何をキーファクターとすれば取り組みを加速させることができるのでしょうか。
そして、単なる海外の真似事ではない、日本人や日本企業の強みを活かしたオープンイノベーションとはどのような姿でしょうか。
業界や常識の壁を超えて挑戦する4名の推進者とともに、社会を動かすオープンイノベーションを考えます。

こんな方におすすめ

  • 製造業でイノベーション創出をミッションとする部長・課長
  • 外部連携を活用した新規事業開発を推進している責任者・担当者
  • オープンイノベーション推進の壁を突破するヒントを求めている方

開催概要

開催日

2025年7月24日(木)11:00-12:30(日本標準時)
※終了時間は多少前後する可能性がございます。

後援

株式会社 日刊工業新聞社

参加料

無料

視聴方法

本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールZoomを利用いたします。視聴方法はお申込み後にご案内いたします。
当日のご案内メールが届かない方や、セミナー参加に関するご質問・ご相談などありましたら、(speeda_marketing@uzabase.com) までご連絡ください。

プログラム

お題①オープンイノベーションは本当に必要なのか?
お題②オープンイノベーションにとってのKSFとは?
お題③“日本らしいオープンイノベーション”はあるのか?

出演者

西城 洋志 氏

パナソニック ホールディングス株式会社
技術部門 DX・CPS本部長(兼)事業開発室長

1974年岡山県生まれ。1996年九州大学工学部卒業後、ヤマハ発動機に入社。産業用ロボットのソフトウェア開発に従事。
2015年Yamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valley Inc. CEO & Managing Directorに就任。
2020年TOYOTA Research Institute & Advanced Development Inc. VP of Business Development & Strategyに就任。
2023年2月パナソニックホールディングスに入社、同年10月に技術部門 事業開発室長、2025年4月より技術部門 DX・CPS本部長に就任。

新海 正史 氏

株式会社ティアフォー
執行役員CSO/CEO室長

大手損害保険会社にて自動車メーカーやサプライヤーとの協業企画、自動運転の社会実装に向けた産官学連携・実証実験を推進。ティアフォーとの資本業務提携を取りまとめ、インシュアテック領域で複数の新サービスを創出。2023年よりティアフォーに参画し、戦略投資やアライアンス構築を通じて、自動運転事業の加速的成長と持続的なエコシステム形成をリードしている。

長友 義幸 氏

三菱マテリアル株式会社
ものづくり・R&D戦略部 部長

1993年に三菱マテリアル株式会社入社。中央研究所で磁性材などの研究開発に携わったのち、ハイブリッド車用パワーモジュール向けのセラミックス絶縁回路基板の開発・事業化に従事。2019年には中央研究所未来創造変革プロジェクトのプロジェクトリーダーを務め、その後、2021年に本社・新事業開発部新規事業室の室長に就任し、新規事業創出に向けた施策を推進。2024年4月から現職に従事し、これまでの経験と知識を活かして、三菱マテリアル発の新規事業創出に力を入れている。

モデレータ:土井 雄介 氏

株式会社ユニッジ Co-CEO 兼 AlphaDrive 東海拠点長

静岡県富士市生まれ富士宮市育ち。2015年東京工業大学大学院卒業後、トヨタ自動車に入社。物流改善支援業務を行ったのち、役員付きの特命担当に任命。並行して、社内有志新規事業提案制度を共同立ち上げ・運営。プレーヤーとしてもこの制度に新規事業を起案し、2年連続で事業化採択案に選出される。その後、社内初のベンチャー出向を企画し、2020年よりAlphaDriveに参画。多数の新規事業の制度設計/伴走支援を実施。以降トヨタ社内から事業を生み出すしくみ作りを担当すると共に、UNIDGEを共同創業。2023年8月よりトヨタ初の若手社長出向としてUNIDGE Co-CEO。同時にAlphaDrive東海拠点長に就任。その他、UZABASE CEO室。寿司ベンチャー企業、株式会社SUMESHI 社外取締役。累計80社以上の企業支援に関わり、年間60本以上の講演、審査員としても活動。

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