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経営とケアの交差点 -変革の現場より考えよう-
2025年11月25日(火)18:30-20:30(開場18:00~)
イベント概要
「優秀な部下が辞めていく」「数字は達成しても、チームに活気がない」「いつの間にか、意見が言いづらくなった」「DXやAI活用で効率化を進めるほど、現場に緊張が走る」──現代の組織が抱える根深い問題は、ひとえに「人と人、人と組織の関係性の不全」に起因しています。
経営学者の宇田川元一さんは、新著『企業変革のジレンマ』において、組織が事業を確立すると、その成熟の過程で構造的に無能化すると喝破しました。
そして、本書のメッセージとして、企業変革の課題とその支援には、「組織をケア※するという視点」が重要だと述べています。
※ケア:看護を含む医療・福祉の用語でありながら、社会問題へのアプローチなどでも注目を集める実践的思想。宇田川氏は企業変革の実践で展開。哲学者ミルトン・メイヤロフは「一人の人格をケアするとは、最も深い意味で、その人が成長すること、自己実現することを助けることである」と述べている。
医療・福祉の「ケア」の話と、「経営」がどう交差するのか、そんな疑問を持つビジネスパーソンも多いでしょう。しかし、経営や組織において複雑でからまった適応課題を紐解くうえで、ケアの態度や思想が決定的に重要なのです。
なぜなら渦中の人間の苦悩に寄り添わずに、その課題を解決することは難しいからです。さらに言えば、「いかに問題を歓迎できるか」というケアの態度は、事業変革に求められる態度そのものと言えるでしょう。
本セッションでは、企業変革支援のアプローチとして、「ケアの思想」とその実践を手がかりに、成果を求め続けられる事業経営や、一筋縄ではいかない困難を抱える人事の現場の課題について、みなさまから質問を受け付け、ケーススタディとして一つひとつ解きほぐしながら、共に語り、考えていきます。
宇田川さんに、経営実践・企業変革・組織変革において、困ってること、相談したいことをぜひお寄せください。『企業変革のジレンマ』についてのご質問も歓迎です。
宇田川さんのお相手は、デビュー作『他者と働く』の担当編集であるNewsPicksの編集者・中島洋一が務めます。
参考:「経営とケア」についての宇田川元一さんのnote
いかに問題を歓迎できるか――ケアと経営の交差から考える|宇田川元一
こんな方におすすめ
- 人事制度改革や組織風土改善を担い、従業員エンゲージメント向上に取り組まれている人事部門の責任者・担当者の方
- 組織開発・企業文化変革を通じて持続的成長を目指されている経営企画・経営戦略部門の責任者・担当者の方
- 従来の成果主義的なマネジメントに限界を感じ、新たなリーダーシップのあり方を模索されている経営者・役員の方
開催概要
開催日
2025年11月25日(火)18:30-20:30(開場18:00~)
※お申し込みは先着順とし、定員になり次第締切とさせていただきます
※開催時間内は入退場自由ですので、ご都合に合わせてお越し下さい
会場
株式会社ユーザベース
(東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル)
参加料
無料
持ち物
名刺を多めにご持参ください
プログラム
18:00~ 開場
18:30~ 開会挨拶
18:40~ 第一部:パネルディスカッション「経営とケアの交差点ー変革の現場より考えようー」
19:40~ 第二部:参加者交流会(お飲み物と軽食をご用意いたします)
20:30 終了
出演者

宇田川 元一 氏
埼玉大学 経済経営系大学院 教授
1977年生まれ。専門は経営戦略論・組織論。早稲田大学助手、長崎大学准教授、西南学院大学准教授を経て、2016年より埼玉大学経済経営系大学院准教授、2025年より同教授。企業変革、イノベーション推進の研究を行うほか、大手企業やスタートアップ企業の企業変革アドバイザーも務める。コレスポンデンス主宰。主な著書に『他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論』(NewsPicksパブリッシング)、『組織が変わる──行き詰まりから一歩抜け出す対話の方法2 on 2』(ダイヤモンド社)、『企業変革のジレンマーー「構造的無能化」はなぜ起きるのか』(日本経済新聞出版)がある。2007年度経営 学史学会賞(論文部門奨励賞)、日本の人事部「HR アワード2020」書籍部門最優秀賞受賞(『他者と働く』)。2025年 TOPPOINT大賞(24年下半期 第41回)受賞。

中島 洋一 氏
株式会社ユーザベース
Thoughtscape Partner Editor / NewsPicksソート編集長
ご好評につきお申込みを締め切りました。
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。