SPEEDAとは
資料・コラム

ミッションはお客様の企業価値向上に貢献すること。

株式会社三菱UFJ銀行

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目指すのは、資本市場での成長戦略をお客様と一緒に描ける世界

全世界で約300社のグループ会社、約18万人の社員が働く、日本最大にして世界有数の総合金融グループであるMUFGにおいて株式会社三菱UFJ銀行は銀行業務およびその他の金融サービスに係る業務を担われています。

今回は、コーポレート情報営業部コンサルティング&バンキンググループに所属する古閑上席調査役様、赤峯調査役様、山口調査役様に、グループのミッションと、その中での具体的なSPEEDAのご活用方法についてお伺いしました。

サマリー

  • 業界概要・動向の調査の作業を、SPEEDAにより一瞬で実現
  • マーケティング活動でもスピード感をもった仮説検証が可能に
  • 市場の潮流を踏まえ、フロントの営業も今まで以上に資本市場からの見え方を意識する必要がある。そのためにもSPEEDAを共通のツールとして参照していきたい

ミッションはお客様の企業価値向上に貢献すること

コーポレート情報営業部のミッションを教えてください。

古閑様:私たちのミッションは、お客様の企業価値向上に資する専門知見を高め、ソリューション提供を通じてお客様の成長や課題解決に貢献することです。具体的には、資本戦略や事業戦略に関する専門性によって、お客様へのアドバイスを提供し、またはお客様を担当するフロントの営業をサポートすることにより、最終的には成長戦略の手段として適切なM&Aやコンサルティングなどのご提案をしていきます。

お客様と向き合う中で心がけていることは何でしょうか。

赤峯様:お客様が所属する業界環境や競合他社の状況、そこからわかるお客様の強みや弱みをきちんと分析し、今後進んでいくべき方向を一緒に議論するようにしています。

山口様:そのためにも部内には、業界軸で各担当を置いています。業界を俯瞰して見ることではじめて、業界特有の課題やお客様の経営課題を理解し、解決できると考えているからです。

正しい情報に一瞬でアクセスできるので、スピード感が圧倒的に変わった

正しく適切な情報にすぐにたどり着けるから、質の高い分析が可能に

業務の中でSPEEDAはどのように役立っていますか。

赤峯様:私たちの役割を先にご説明すると、例えば古閑と私のようなカバレッジバンカーは、フロントの営業と一緒になってお客様への提案活動を展開しています。一方で山口は、カバレッジバンカーの「こういう提案をしたい」という依頼に対して、情報収集や分析を行った上で、提案資料を作成してくれるサポートデスクです。

山口様:資料作成にあたっては例えばまず、お客様がどういったポジションにいるかを把握します。類似会社比較分析を行ったり、業界概要・動向の調査をしたりするのですが、その作業を一瞬で実現するのがSPEEDAです。 もしSPEEDAがなければ、ホームページなどからデータを集めてExcelに手打ちして…考えただけでも手間がぜんぜん違います。 SPEEDAは世の中に公表されているデータをひとまとめにしてくれているので、データへのアクセススピードが圧倒的に早いと評価しています。情報収集する際にはメンバーの誰もがまずSPEEDAにアクセスしますよ。私は調査担当なので毎日アクセスしています(笑)

ありがとうございます、嬉しいです。お客様目線で見た時に、提案書の質は高まっていると実感されていますか。

赤峯様:はい、実感しています。SPEEDAのデータであれば情報ソースが明確なので、おのずと資料の信頼性も担保されます。また、SPEEDAでは利益率や売上増加率など欲しい指標を簡単にグラフ化できるので、それらのデータをパッと並べて比較した上で、お客様に最も伝えたい情報だけをピックアップすることができます。正しく、かつ適切な情報を、SPEEDAの整理された情報源から選ぶことができるので、お客様にとってもメッセージが分かりやすい提案になっていると思います。

ふわっとした仮説でもすぐに実行・検証できるから、スピード感が違う

提案資料作成以外でご活用いただいているシーンはございますか?

山口様:はい、マーケティング活動におけるターゲット企業の選定でも使っています。SPEEDAを使えば財務や業界軸に限らず、色々な切り口で会社を抽出できます。切り口によっては、どうやって検索したら良いか分からないシーンもありますが、そういう時はSPEEDAのサポートデスクを活用しています。例えば「上場会社で物流子会社を持っているところはどれくらいあるのか」知りたいけども見方がわからない場面。サポートデスクに相談すると、「有価証券報告書のここの部分を見てこういうキーワードで検索をかけたらどうでしょうか」などのアドバイスが貰えます。おかげで、スピード感をもって仮説検証ができるので助かっています。

今後、SPEEDAをどのように活用していきたいとお考えですか。

古閑様:ここ2年ぐらいの流れとして、本邦市場でもアクティビスト(*)の存在感が増しており、お客様もより一層資本市場を意識するようになってきたと理解しています。その潮流を踏まえると、フロントの営業も、今まで以上に資本市場からの見え方を意識する必要性があるのではないかと考えています。もしSPEEDAが銀行内で、フロントの営業も含めて共通のツールとして参照されるようになれば、一歩引いて業界を横断的に見る視点を持つことができ、よりお客様の目線にたった成長戦略をお客様と一緒に描くことができるようになると期待しています。

アクティビスト (*):株式を一定数保有し、積極的に投資先企業のガバナンス改善や企業価値の向上を求める投資家。

山口様:「調子がいい、悪い」とかそういう抽象的な議論ではなく、客観的なデータを基に具体的な議論が当たり前にできるよう、SPEEDAを活用していきたいと思います。

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2019.6 インタビュー

株式会社三菱UFJ銀行

www.bk.mufg.jp/index.html
  • 特色

    総合金融グループであるMUFGにおいて、銀行業務およびその他の金融サービスに係る業務を担われている。

  • 業種

    金融(銀行・証券・投資)

  • 部署・職種

    投資・融資、コンサルティング

  • 企業規模

    5000人以上

  • 主な利用シーン

    投融資前リサーチ、コンサルティングサービスの提供

  • 株式会社三菱UFJ銀行

    コーポレート情報営業部 コンサルティング&バンキンググループ 上席調査役

    古閑 善丈 様

  • 株式会社三菱UFJ銀行

    コーポレート情報営業部 コンサルティング&バンキンググループ 調査役

    山口 智也 様

  • 株式会社三菱UFJ銀行

    コーポレート情報営業部 コンサルティング&バンキンググループ 調査役

    赤峯 麻里子 様