PEファンドにおける活用事例

前職含め、これまで6社以上のデータベースを使って来ましたが、ワンストップで完結できるのは、SPEEDAだけです。

ユニゾン・キャピタル

 

独立系のプライベート・エクイティ・ファンド大手のユニゾン・キャピタル株式会社様は、2009年8月よりSPEEDAを導入し、成果を挙げていらっしゃいます。SPEEDAの効果や前職で活用していた他のデータベースとの比較を中心に、同社の内倉様と加藤様にお話を伺いました。

(右:内倉様)証券会社の投資銀行部門(IBD)を経て、ユニゾン・キャピタルへ。インターンとして、学生時代にユニゾン・キャピタルでの勤務経験あり。

(左:加藤様)証券会社の投資銀行部門(IBD)、国際機関を経て、米国のビジネススクールで学び、ユニゾン・キャピタルへ。事業分析や企業投資などに精通。

 

“日本のプライベート・エクイティ業界を牽引する会社”

ユニゾン・キャピタルの業務内容について、教えてください。

(加藤様)1998年創業の独立系のプライベート・エクイティ(PE)・ファンドです。日本のPE業界のパイオニアとして、日本のPE業界をリードしてきた会社です。現在、私どもが所属する投資チームは20名弱おりますが、ほぼ全員がSPEEDAを活用しています。

SPEEDAをどのようにご活用頂けていますか?

(加藤様)私どもの行うコントロール投資においては、「投資先企業の経営陣・従業員の方と協力しながら、新たな成長による企業価値向上」を色々な業種で行っています。累積で25社に投資していますが、その検討段階では膨大な数の企業を調査しています。

膨大な数の企業を調査とは、どの程度でしょうか?

(加藤様)投資対象を調査した結果、すぐに投資を行わないと判断することもありますし、かなり深く調査した段階で投資をしないと判断することもあります。よって、1社の投資先を決定していく段階で、一概に何社を調査するかは決まっていません。対象となる投資先だけではなく、比較検討のために、投資対象企業の競合他社も調査します。つまり、仮に100件の投資を検討するにあたり、競合を5~10社とすると、年間500~1,000件程度の企業を調査していることになります。

ですから、様々な業界について短期間で学び、「業界の構造や面白みは何なのか」「成長性はあるか」「各社のポジショニングはどうなっているか」というようなことを調べながら、投資対象として適しているかを判断することが業務の大きな割合を占めています。その投資判断をする際に、SPEEDAの力を借りています。

 

“ユーザーとして感じる、SPEEDAの5つの強み”

どのような点がSPEEDAの強みとお感じでしょうか?

(内倉様)以下の5点が、SPEEDAの強みと感じています。

1.ワンストップで完結するので、時間短縮できる

2.わかりやすい業界レポート

3.非財務のデータも閲覧できる

4.コンプス(類似企業比較によるバリュエーション)の質が高い

5.充実したサポート

「1. ワンストップで完結」とのことですが、具体的にどれくらい時間短縮につながっておりますでしょうか?

(内倉様)前職と同じ仕事をしていないので、単純な比較は難しいのですが、たとえば、有価証券報告書を見て、手入力する場合と比較すれば、大きな差があります。SPEEDAなら財務諸表を切って・貼ってという簡単な作業だけで済みますから、「10時間が10分間でできる」というイメージです。

私自身は、これまで6社以上のデータベースを使ってきました。そのどれもが、必要に応じて外部の専門サイトへ行き、データを見つけ、自分で加工していました。それらの調査がワンストップでできるのは、SPEEDAだけです。入っているデータは、入手できない情報ではないのですが、それらを一括で大量に、スピーディーに情報処理できるという点においては、SPEEDAは他のデータベースよりもかなり優れていると思います。

(加藤様)このように調査がSPEEDAだけで完結するので、複数のデータベースと契約する必要がありませんから、コスト面でもメリットが大きいと思います。

ユニゾン・キャピタルでは、これまで延べどれくらいのデータベースと契約されていましたか?

(加藤様)過去分も含めると、10社以上はあるでしょうね。どのデータベースにも一長一短がありますから、私どもでは本契約前にトライアル期間を設け、使い勝手などを評価するために社内アンケートを取り、導入の可否を決めています。現在はSPEEDAを含め、いくつかに絞れているので、コスト削減につながっています。

「2. わかりやすい業界レポート」とは?

(内倉様)例えば、IBDなら社内に「カバレッジ」や「エクイティリサーチ」というポジションがありますので、知らない業界の情報などは、それらの部署に聞けばわかります。ところが私どもには、「カバレッジ」というポジションがありません。しかし業界横断的に様々な業種についてリサーチする必要がある。そこで私たちは、まずSPEEDAを開き、「業界レポート」を見るようにしています。これだけで、業界概要は把握できますし、どういうプレーヤーがいるのかという部分まで、短時間で仕入れることができます。スピーディーに大量の情報を処理しないといけない時には、とても便利な機能で頻繁に使っています。

「3. 非財務のデータも閲覧できる」とは?

(加藤様)投資対象を調査した結果、すぐに投資を行わないと判断することもありますし、かなり深く調査した段階で投資をしないと判断することもあります。よって、1社の投資先を決定していく段階で、一概に何社を調査するかは決まっていません。対象となる投資先だけではなく、比較検討のために、投資対象企業の競合他社も調査します。つまり、仮に100件の投資を検討するにあたり、競合を5~10社とすると、年間500~1,000件程度の企業を調査していることになります。

ですから、様々な業界について短期間で学び、「業界の構造や面白みは何なのか」「成長性はあるか」「各社のポジショニングはどうなっているか」というようなことを調べながら、投資対象として適しているかを判断することが業務の大きな割合を占めています。その投資判断をする際に、SPEEDAの力を借りています。

「4. コンプスの質が高い」とは?

(加藤様)どの企業を調査する場合でも、競合他社比較を行いますが、SPEEDAのコンプスは国別に分かれ、常にアップデートされていますし、競合他社の比較のセレクションが良いと思います。

「5. 充実したサポート」とは?

(内倉様)カスタマーサポートが非常に充実しています。多くのデータベースのサポートの場合、情報の入手を代わりにやってくれローデータを送ってきてくれますが、それを加工して使いやすいようにExcelで送ってきてくれるというサービスは、私の知る限り、SPEEDAだけです。「こういうのが欲しいです」伝えると、期待通りのものが出てくるので、私たちが手を動かす必要がありません。その点は、とても助かっています。

 

“「これ、SPEEDAがあれば、すぐ取れる情報なのに」と思ったことは、たくさんあります”

SPEEDAを使っていて、これはすごいと感じたエピソードはございますか?

(加藤様)私がSPEEDAを、個人的に好きだなと思うのは、使い方が直感的にわかるユーザーフレンドリーな面です。これまで各社でたくさんのデータベースを使ってきましたが、ほとんど使わないようなファンクションがある割に、いざ使いたいものを探すのが大変で、使いにくいものが多かったのですが、SPEEDAは、わかりやすくて使いやすいです。

(内倉様)何と言っても、作業の時間が減りました。SPEEDAを使い始めて業務が効率化されました。私が学生の時に、当社でインターンしていましたが、当時すでに、SPEEDAを使っていました。その後、他の証券会社に就職したのですが、SPEEDAが入っていませんでした。「これ、SPEEDAがあれば、すぐ取れる情報なのに…」って思ったことは、たくさんありました。

SPEEDAの操作に対する印象はいかがでしょうか?

(内倉様)特別な操作技術は必要なく戸惑いはありませんでした。他のデータベースであれば、専門のキーボードやコードも覚えなければならなかったと思いますし、おそらく相当インストラクションを受けないと使いこなせないと思います。ショートカットを覚えれば早く使えるとも言いますが、それには時間と慣れが必要です。

いま、SPEEDAの導入を検討中の企業様へメッセージをお願い致します。

一括で大量のデータをスピーディーに情報処理をしたいと悩んでいらっしゃるなら、SPEEDAがその問題解決の一助になるかもしれません。とはいえ、まずは触れてみないとわからないと思います。そんな時は当社のように、一度トライアルをし、社内アンケートなどでユーザーの反応を見てみるのも良いかもしれません。

2016.12 インタビュー

www.unisoncap.com

特色

日本におけるプライベート・エクイティ・ファンドのパイオニア。独立系ファンド。あきんどスシロー、東ハト、ミニット・アジア・パシフィックなど多くの投資実績を有する。

業種

プライベート・エクイティ・ファンド