総合エンターテイメント企業の経営企画部における活用

「よくまとまったレポートを閲覧・ダウンロードできるので、非常にスピーディーに情報収集ができるようになり、とても助かっています。」

株式会社ポニーキャニオン

株式会社ポニーキャニオン檀原様(中央)、林様(右)、当社カスタマーサクセスチーム松井(左)

 

株式会社ポニーキャニオンは、1966年にフジサンケイグループの音楽・映像ソフト会社として創業。現在は音楽、アニメ、映画など数多くのヒットコンテンツを生み出し続けながら、映画配給、書籍、ゲームソフト、コンサート/イベントの企画制作、ライブ劇場の運営など多様な事業を手掛ける総合エンターテイメント企業です。

同社において、日々の経営企画業務や、時代の潮流に沿った新規事業開発を行うにあたって、SPEEDAへ期待する働き・役割を経営戦略本部の林様、檀原様から伺いました。

【サマリー】

  • 新規事業やアライアンスの検討にSPEEDAを活用することで、業界情報・企業情報がワンストップで取得でき、情報収集や資料作成を効率化することが可能
  • SPEEDAの業界やトレンドの情報を、新規事業のアイデア創出に活用
  • SPEEDA主催のセミナーで、新規事業の思考法や調査スキルをブラッシュアップ

お二人のご業務内容がどんな役割をされているのか、自己紹介をお願いします。

林様:よろしくお願いします。

私は昨年の8月に、ポニーキャニオンに転職してきました。前職からずっとエンターテイメント業界に関わっていて、今は「プロジェクト推進部」での新規事業開発やコンテンツ・マーケティング事業、「エリアアライアンス部」での地方自治体向けの事業などを担当しています。

檀原様:私は新卒でポニーキャニオンに入社しまして、現在は経営企画と人事を兼務しています。

 

ポニーキャニオンが抱える経営課題

ありがとうございます。早速ですが、貴社が現在抱えられている経営課題を教えて下さい。

檀原様:私見も入りますが、大きく2つあります。1つは、当社が事業の主軸としているコンテンツを中心とした既存領域における課題です。スマホやネットの普及によってデジタルトランスフォーメーションが進んでいる中で、これまで収益の大きな部分を占めていたCDやDVDといったパッケージビジネスの市場は縮小傾向にあります。

一方でサブスクリプションサービスの台頭によって、グローバルで見ると音楽業界全体の売上は過去10年で最高になってきています。コンテンツ自体へのニーズは高まっているといえる背景のなかで、いかにデジタル化に対応したナレッジやノウハウを社内に蓄積していけるか、またそれに最適化された組織体制に転換していけるかというのが課題としてあります。

もう1つは、既存領域以外の新しいビジネスをつくっていくことです。当社のコアを軸にそこから派生した新規の事業領域をつくっていかなければなりません。

林様:すでに形となっている事業の一つとして、エリアアライアンス事業があります。これは地方自治体をお客様として、私たちのコンテンツやイベントをプロデュースするノウハウを使って、地域の活性化に向けたソリューションをご提供しています。

檀原様:また11月には、池袋に「harevutai(ハレブタイ)」という最新のテクノロジーを使った未来型のライブ劇場もオープンします。3Dホログラムスクリーンをはじめ、3つのハイスペックスクリーンを完備していて、VTuberのライブやe-sportsなどの公演も可能です。4K対応のライブ配信機材も常設して、全世界にリアルタイム配信が可能な施設となっています。

(ポニーキャニオンが2019年11月に池袋にオープンした未来型ライブ劇場 “harevutai”)

 

SPEEDA導入のきっかけ

その中でSPEEDAを導入された経緯を教えていただけますでしょうか。

林様:私は、前職時代からSPEEDAやNewsPicksについて知っていました。今の経営企画部へ転職し、同じチームになった檀原に「SPEEDAっていうサービスがあるよ」と紹介したのが導入のきっかけです。彼が経営陣への提案資料をまとめる際にいろんなデータを調べているのですが、「SPEEDAがあればもっと効率的になるよ」と。

檀原様:そうですね。SPEEDAを導入する前は、Google検索に頼っていましたが、調べ物にかなり時間が取られていました。もともとNewsPicksのヘビーユーザーで、SPEEDAのことは知っていたのですが、具体的なサービス内容は知らなかったんです。そこで内容をご紹介いただいたところ、これはものすごくリサーチ業務を効率化できるなと思い、すぐに導入を決定しました。

よく利用させていただいているのが、M&Aや協業などでその会社の企業情報を知りたいとき、SPEEDAを使うとパパっと情報が出てくるんです。その会社が業界の中でどういう位置づけにあるのかとか、そもそも業界の構造がどうなっているのかが、体系的な情報として出てきて、それがWordやPowerPointに落とし込める。今まではそれぞれ別のデータソースを取りまとめて自分で図式化していたので、これがワンクリックでできてしまうところがすごく便利だなと感じています。

(SPEEDA 業界概要ページの一部。560業界をカバーする業界レポートでクイックに顧客や気になる業界の市況を把握することが出来ます。)

(SPEEDAの企業概要ページの一部。検索するだけで企業概要を把握可能です。)

 

檀原さんの働き方改革にはだいぶ貢献できたということですね(笑)

檀原様:はい(笑)。

投資関係の会議などでも、「この会社どうなってるんだ?」という話題になっても、SPEEDAがあればポンとすぐに出てくる。「売上推移はこうで、株主構成はこうで、こんな課題を抱えている」といった回答がすぐに出せるので、会議もかなり効率化できている側面があると思います。

調査以外に、効果的な会議運営にも貢献できているようで、とても嬉しいです。一方で、新規事業の立案にあたって、SPEEDAがお役に立てている部分はあるのでしょうか。

林様:正直なところ、僕たちのようなエンタメビジネスのマーケットでは、SPEEDAにある機能やコンテンツの一部しか使い切れていないかもしれません。ただ、新規事業のアイデア創出を目的とした情報収集を効率化したいというニーズについては十分に満たしていると言えますね。

檀原様:SPEEDAのトレンドレポート、テーマレポートはよくチェックしています。他には、SPEEDA内リンク集も、すごく参考になっています。

例えば、「デジタルトランスフォーメーション」で検索すると、「デジタル×働き方改革」といったように、どんどんキーワードが広がってきます。新規事業としてデジタル領域を調べようと思っていたところから、いきなり働き方改革のアイデアにつながって、脳がどんどん活性化されていく感覚が楽しいですね。

こういう自分でも想像しないような新しい発見もあれば、よくまとまったレポートを閲覧・ダウンロードできるので、非常にスピーディーに情報収集ができるようになり、とても助かっています。

(SPEEDAトレンドレポート一例。80以上ある各トレンドについてSPEEDAアナリストが執筆しています。)
(SPEEDA内リンク集一例。SPEEDAのサポートデスクが調査したデータが日々格納されています。)

 

SPEEDAに求めること

今後SPEEDAにご期待いただいていることはございますか。

林様:SPEEDAが開催している「SPEEDAを活用して新規事業を生み出す」といったユーザー向けのセミナーも勉強になるので、ぜひ続けてほしいです。例えば、参加したセミナーで「ハンディファン」の市場をどうやって調べるかというテーマがありましたが、「ハンディファン」の業界では情報がないのであれば、「扇風機」で調べるとか、「白物家電」から攻めてみるとか、そういったキーワードの選び方、アプローチの考え方は勉強になりますよね。

(ユーザー向けのセミナーの様子。当社社員も一緒に考えさせていただきます。)

 

檀原様:導入時に営業の方に研修に来ていただいたんですが、その方のSPEEDAの使い方、アプローチの選び方には驚きと学びがありました。彼が操作している様子をYouTubeに載せたらバズると思いますよ(笑)

2019.10 インタビュー

www.ponycanyon.co.jp/

特色

1966年にフジサンケイグループの音楽・映像ソフト会社として創業。現在は音楽、アニメ、映画など数多くのヒットコンテンツを生み出し続けながら、映画配給、書籍、ゲームソフト、コンサート/イベントの企画制作、ライブ劇場の運営など多様な事業を手掛ける総合エンターテイメント企業です。

業種

情報通信・IT, 消費者サービス

部署・職種

新規事業開発, 経営企画・事業戦略

企業規模

100~499人

主な利用シーン

事業戦略・全社戦略の策定, 新規事業開発・研究開発

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