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SPEEDA R&D、新たに「Intelligence University by スピーダ」を開校。技術資源をビジネス成果に変えたい技術関係者を支援

2024.04.03

妹尾堅一郎氏によるビジネス思考に関する学習動画や、オシンテック社との情報活用思考を鍛える1Day講座などを展開

技術マーケティングプラットフォーム「SPEEDA R&D」は、2024年4月、技術資源をビジネス成果に変えたい技術関係者を支援する新サイト「Intelligence University by スピーダ」を開校しました。

Intelligence University by スピーダ開校の目的

いま日本には、失われた30年を打破して経済再成長を遂げるために、世界中の情報の構造的背景や真意を読み解き、素早く的確な判断を導く洞察力やスキル等にもとづく能動的活用力がさらに求められています。

私たちは、その変革効果が最も有利に働くシナリオのひとつである、製造業を中核として日本の技術力の特徴を活かした事業構想力の進化に着目しました。データや情報、そして知識を変革アクションの原動力に活かす「インテリジェンス力」と言われる知的基盤能力こそ、激動の時代に必要だと考えています。

本校では、技術関係者の技術思考を尊重しながらも、ビジネスやイノベーションへの思考法を鍛えてインテリジェンス力を磨き、新たな着想や行動変容の起点をつくるコンテンツを複合的に提供していきます。
 

提供コンテンツ一例

技術思考からビジネス視点の行動変容を促す学習動画群と、国際社会課題に技術をつなげて情報活用思考を鍛える1Day講座、およびその先の自走的行動を支えるツール類を順次、総合的に提供します。

NPO法人産学連携推進機構 理事長 妹尾堅一郎氏によるビジネス思考を鍛える学習動画群

本コンテンツでは、5つのシリーズ、40以上のエピソード動画から、事業創出を目指す技術関係者に求められるビジネスの基礎知識から思考法、メソッドを学ぶことができます。

妹尾氏は、東京大学 大学院で技術経営、一橋ビジネススクールではビジネスの授業を長らく担当。そのかたわら、多くの大企業において、経営者への助言活動や、R&D部門・中央研究所・新規事業部門を対象としたコンサルティングおよび研修に取り組んでいます。SPEEDA R&Dとは「サーキュラーエコノミー」「GX&DX」「イノベーション」をテーマに計3回のセミナーを共創してきました。のべ7,000人以上の視聴者に技術関係者のビジネスマインド変革を訴え、多数の感銘の声や期待・要望をいただいています。

妹尾氏とともに発信してきたメッセージの集大成と、SPEEDA R&Dが築いてきたビジネス思考を鍛えるべき技術関係者へのプロモーション力の相互シナジーにより、「技術力を起点としたビジネスによる、日本の実力と存在感の再興」を目指します。
 

RuleWatcher運営企業・オシンテック社と共同、情報活用思考を鍛える1Day講座

短期間で国際情勢を理解することで、技術思考をビジネス視点で展開するために必要な洞察力を高めるプログラムを、国際政策動向可視化のウェブサービス「RuleWatcher」を運営するオシンテック社と共同で開催します。

RuleWatcherは、国際機関や政府発信の多言語情報を一元化したクラウドサービスで、2024年に開催される世界最大のICTイベント「情報社会 世界サミットアワード(WSA)」で日本から唯一「ベストデジタルソリューション40」に選出されるなど、国内外から高い評価を受けています。

本講座では、世界中の情報の構造的背景や真意を読み解き、素早く的確な判断を導くための洞察力や能動的活用力を養うことで、技術を事業として社会に届けたい技術関係者の支援を目指します。
 

NPO法人産学連携推進機構 理事長 妹尾堅一郎様のコメント

「“知”を使う知」を開発しよう!

ビジネスで最も重要な「資源」は、技術を含めた「知」です。

第一に、「知」には、「データ」と「情報」と「知識」の段階があります。相互に関係したデータ(定量的、定性的)が情報を構成し、相互に関係した情報が知識を構成します。
第二に、データは事象のある側面をあらわしていますが、それだけでは価値につながりません。「データ+意味」、すなわちデータが意味づけられて初めて価値をもちます。
第三に、その知識をビジネスに活用する「知恵」、すなわち「“知”を使う知」が求められます。それこそが「インテリジェンス」なのです。その「インテリジェンス」の中核は「概念、コンセプト」を明晰に把握し、それを大胆に使いこなす力です。

本映像学習教材群を通じて、インテリジェンス開発をご一緒しましょう。
 

株式会社オシンテック CEO 小田真人様のコメント

数年前まで意識すらされたことのなかった「脱炭素」が、いまや産業界にとって必須要素になってきたように、社会規範や政策の方向性の見定めがかつてないほどに大事になってきました。
オシンテックはそうしたルールのトレンド把握を容易にするためのウェブツール「RuleWatcher」を開発運営しています。また、中央省庁や研究機関、民間企業の企画部門などのビジネスパーソンには「国際動向を把握し、自分の仕事につなげるチカラ」を養う講座も同時に提供しています。
そんなオシンテックのインテリジェンス講座を今回、技術関係者のみなさまに向けて再設計しました。高水準の技術を社会の本質的なニーズに結びつける基礎となる、この先も錆びつくことのない洞察力を身に着けていただければ何よりです。
 

株式会社ユーザベース SaaS事業 知財・研究開発支援責任者 上級執行役員 伊藤竜一のコメント

Intelligence University by スピーダは、SPEEDA R&Dの「技術者に、事業創出の力を。」というコンセプトを実現するため、学びの機会提供へと踏み込みます。

私は元々研究者であり、また、15年ほど多種多様な技術関係者に伴走するキャリアを歩んでいますが、SPEEDA R&Dが向き合う市場変革のポテンシャルや未来に壮大なビジョンを描くと同時に、一筋縄ではいかない難易度の高さを感じています。
研究開発・知財戦略・技術企画を担う技術関係者が、もっとビジネスを日常的に楽しめる社会になり、自走的な事業仮説構築ができれば、製造業を中核にした日本の経済価値が高まるはずだと信じ、次なる課題設定に挑みます。

志を共にし、未来の変革を共創できるパートナーとともに、それぞれが持つ圧倒的で代替不可能な価値のシナジーを追究し、技術関係者というヒトを基軸にして、事業・企業・社会がより豊かになる変化を創造してまいります。
 

SPEEDA R&Dについて

SPEEDA R&Dは、技術投資動向・市場構造変化などを体系化し、調査・分析の効率を高める技術マーケティングプラットフォームです。客観性あるデータから未来のシナリオを描き、技術者の事業創出に寄与します。
https://jp.ub-speeda.com/rnd/
 

会社概要

社名:株式会社ユーザベース / Uzabase,Inc.
設⽴:2008年4⽉1⽇
代表者:代表取締役Co-CEO 稲垣裕介 / 佐久間衡
所在地:東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル
https://www.uzabase.com/jp/

お問い合わせ先

サービスに関するお問い合わせ
intelligence.univ@uzabase.com

その他のお問い合わせ
ユーザベース 広報担当
https://www.uzabase.com/contact/

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