「専門性の高い情報収集をスピーディに実現。FLASH Opinionもプロジェクトのスタートダッシュを叶える心強いパートナーです」

総合コンサルティング企業の戦略立案・実行部門における活用

アクセンチュア株式会社

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アクセンチュアは、世界120カ国以上のクライアントにコンサルティングサービスを提供するグローバルカンパニーです。2013年にデジタル専門組織を立ち上げ(2020年に発展的解消)、以降、「Digital is Everywhere(デジタルはもはや当たり前)」という考えのもと、2013年にデザインやイノベーションを手掛ける「Fjord(フィヨルド)」を、2019年にはクリエイティブエージェンシー「Droga5(ドローガ5)」を買収し、国内でも2018年にアクセンチュア・イノベーション・ハブ東京を、2020年10月にはAIセンターを設立しました。
アクセンチュアでクライアント企業への経営・営業戦略コンサルティングを行う阿部様に、SPEEDAをご利用いただいたご実感や2020年9月にリリースされたFLASH Opinionの魅力、そして次世代型FLASH Opinionのサービス開発に関わってくださった背景を伺いました。

サマリー

  • 顧客の抱える課題やビジネス環境に対して、スピーディかつ網羅的な初期リサーチを行いたい
  • SPEEDAで体系立てた初期リサーチを行い、FLASH Opinionにより戦略や提案内容の方向性についてすばやく意思決定を下せるように
  • 数日以上かかっていたデスクトップリサーチにかかる時間を、数時間に短縮。有識者への属人的なヒアリングからの脱却を実現

デジタル戦略に舵を切り、新たなパーパスを策定

アクセンチュアのミッションを教えてください。

阿部様:2013年にアクセンチュアはデジタル専門組織を立ち上げ、2015年に日本法人において代表取締役社長に江川(昌史)氏が就任して以降もデジタル戦略に力を入れてきました。2015年には5%にも満たなかったデジタル関連のプロジェクトも、いまでは70%を超えています。もはやデジタルを前提にビジネスを行うのは当たり前の状況となっており、そうした状況を踏まえ、2020年2月にはデジタル専門組織を発展的に解消し全組織にそのケイパビリティを組み込むこととしました。ストラテジー&コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズという4部門に組織が再編され、すべての部署でお客さまにデジタル戦略を提供していくことになったのです。
加えて、2020年10月には新CEOジュリー・スイートの元、抜本的なブランド変革を実施。「テクノロジーと人間の創意工夫で、まだ見ぬ未来を実現する」という新たなパーパスを定め、激しい変化にさらされているあらゆるお客さまに360度の価値を提供することを掲げています。

その中で、ストラテジー&コンサルティング部門はどのような役割を担っていますか。

阿部様:経営戦略や業界横断的な課題などについてコンサルティングを行い、お客様の事業変革や組織課題の解決を支援しています。ストラテジー部門とコンサルティング部門はもともと別の組織でしたが、統合していまの形になりました。日本ではビジネスコンサルティング本部という組織名としています。
私の所属するコンサルティング部門は、お客様のビジネスの成長を加速できるよう、お客様の社内組織やビジネス機能の変革をエンドツーエンドでご支援することがミッションです。中でもマネジャーである私は、お客様と長期的な信頼を獲得し、より深い課題を解決することが求められています。

阿部様の主な担当業務についてお教えください。

阿部様:現在は主に通信会社やメディア企業を担当し、営業改革や全社の業務改革、CRM基盤の導入支援などを行っています。
例えばあるメーカーの営業部門に対するプロジェクトでは、全社の営業組織におけるパフォーマンス分析を行い、あるべき営業組織の在り方を具現化するご支援をさせていただきたました。

より専門的な知見を、スピーディかつ俯瞰的にリサーチしたい

SPEEDAの導入前はどのような方法でリサーチをしていましたか。

阿部様:まずは初期にクライアントの課題や答えを出すべき問いの仮説を立てた上で、関連する調査レポートを購入したり、社内のアセットを活用して他部門のプロフェッショナルに話を聞いたりするなどして、リサーチを行っていました。
しかし、情報量が多く内容も専門的で、リサーチして得た情報を自分なりに咀嚼し、深く理解する上で非常に苦労することも多かったです。その結果、初期情報の収集・理解に多くの時間と工数がかかることもあり、より効率的な情報収集をしたいと考えていました。

普段、どのようにSPEEDAとFLASH Opinionを役立てていただいていますか。

阿部様:リサーチしたいテーマに関して、まずSPEEDAで業界情報や企業情報について知識を広くインプットします。SPEEDAでは調べたい内容がわかりやすく分類・整理して網羅されているため、初期調査のスピードと質が上がる点が非常に助かっています。
その後、FLASH Opinion(※)で幅広い領域の有識者からスピーディに知見を集め、プロジェクト全体のリサーチや提案内容の方向性を絞り込みます。業界や企業ごとに抱える課題やビジネス環境が異なるため、幅広い有識者の知見を24時間以内に知ることのできるFLASH Opinionは、私たちの初期調査の強い味方です。
その後、FLASH Opinionの内容を踏まえてテーマを絞り込み、社内外の有識者からより深いヒアリングをするようにしています。


※FLASH Opinion……SPEEDA上から専門家に質問し、24時間以内に5人以上からテキスト回答を得られる新サービス。2020年9月リリース。

SPEEDAとFLASH Opinionでプロジェクトのスタートダッシュを実現

SPEEDAを具体的にどのようなシーンで活用していますか。

阿部様:例えばお客様の営業チームから、「ある特定企業にアプローチしたい」とご依頼をいただくことがあります。その際、アプローチ企業の中期経営計画や有価証券報告書などを精査し、事業内容や課題、リスク、業績などについて分析する必要が出てきます。こうした場合、SPEEDAで企業概要ページや、業界レポート、プレイヤー一覧などを活用して情報収集しています。
また、業界動向を探るときも、SPEEDAを活用することでプロジェクトのスタート時からハイレベルな情報収集をすることができます。例えばお客様が医療業界や製造業などにアプローチしたいと考えたとき、各業界の事業別シェアやセグメント種別、プレイヤー、業界全体の抱える課題といった最新情報をSPEEDAでリサーチしています。

FLASH Opinionについては、どのようなプロジェクトでご活用いただきましたか。

阿部様:近年、自治体の情報をクラウドサービスで保有・管理し、コスト削減やサービス向上を図ろうという「自治体クラウド」の推進が活発化する動きがあります。その際、自治体クラウドを提供できるプレイヤーや、そのマネタイズ方法、クラウドサービスを自治体に導入する際に直面する課題などについて、FLASH Opinionでリサーチしました。
プロジェクトにおいては、深掘するテーマやヒアリングすべき対象の方向性までは見えていても、業界特有の背景を踏まえた検討の切り口や有識者を選別する判断基準を見極めきれないケースもあります。
その際、FLASH Opinionにはベンダーとして実際自治体にシステムを提案したことのある有識者が多数在籍していて、競合関係などを気にすることなく、業界各社のリアルな深い話について書面でヒアリングができます。FLASH Opinionでは一つの質問に対して、5名以上の有識者から回答をいただくことができます。私たちが手掛けた自治体プロジェクトの場合は、24時間でトータル10名以上の有識者の知見を知ることができました。
おかげで「自治体クラウド」の現状について解像度が上がり、その後の有識者インタビューで最適な人材選定と質問設定をすることができました。

顧客理解のスピードと解像度が格段に上がった

SPEEDAの導入成果はいかがでしたか?

阿部様:SPEEDAを導入して、情報収集の初動におけるリードタイムを大幅に短縮することができました。新たなプロジェクトに携わることになったとき、これまではリサーチだけで数日間かかっていました。しかし、SPEEDAには業種別、セグメント別、企業別などにわかりやすく情報がまとまっているため、クイックに情報収集できるようになりました。おかげで、デスクで行う初期調査がほんの数時間で終えられるようになりました。
SPEEDAを使いはじめて1年ほどになりますが、その魅力は各業界や特定のテーマ、企業について体系化された情報が網羅されているところです。SPEEDAには各業界やビジネストレンドに精通したアナリストによる詳細な分析が豊富なので、有識者によるインサイトを得られるうえ、収集した情報を理解するまでのリードタイムが大きく短縮されました。
お客さまの業界や抱える課題について、思考を深めるスピードが格段に早くなったと思います。

FLASH Opinionについてはどのような効果を実感されていますか?

阿部様:FLASH Opinionについては、これまでインタビューを実施する際にかかっていた時間的コストは3分の1になりました。インタビュー対象者の選定や日程調整、内容のレポーティングなどにかかる手間や工数は半減したと感じています。
とくに実感するのは、多様な知見と専門的な経験を持つ有識者から多面的に情報を得られるようになったため、情報を俯瞰できるようになったことです。コンサルティングの仮説検証の初期段階で重要なことは、ファクトを積み重ねること。FLASH Opinionにいる有識者のコメントはファクトとして重要で大きなインパクトがあると感じています。自然と利用頻度も高くなっていますね。

今回、FLASH Opinionについては、使用感やご要望などを直接フィードバックいただき、次期サービスの開発にご協力いただいています。こうした取り組みに参加しようとお考えになったのはなぜですか。

阿部様:私たちの業務において、社内の意見や知見をフル活用して情報を取りまとめることは重要な作業の一つです。とはいえそこにばかり時間をかけることはできません。より効率的に有識者の知見を聞くことができるよう、自分の声を直接伝えることでサービスやプロダクトの質を高めることができる機会だと思ったからです。

エンジニアを含めたプロダクト開発チームと協働していただきました。プロジェクトに参加されてどのようなことをお感じになりましたか。

阿部様:フィードバックしてから、それがプロダクトに反映されるまでのサイクルが想像以上に早いと感じましたね。開発側へ定期的にフィードバックできる場があり、それが実際プロダクトに反映されると、利用者でありながらプロダクト開発に参加している手応えを感じられることができます。プロダクトへの愛着も深まりますし、非常に有意義な取り組みだと感じました。

今後の展望は。

阿部様:SPEEDAでは、今後もAIやクラウドをはじめとした当社の注力領域や、お客さまとの話題に上るキーワードに関するトレンドレポートを読み込み、提案の作成に活用したいと思っています。また、企業ごとの組織図も活用して、お客様の課題解決に生かしていきたいですね。
FLASH Opinionについては、今後CEOやCFOなどのマネジメント層や、業界特化のテクノロジーなど特定領域の有識者の知見を聞けるようになるといいなと思います。また、有識者からの意見がより検索しやすくなったり、メール等で追加質問ができるようになったりするとより良いですね。
私自身はこれからもお客さまから信頼され、お客様独自の変革の道筋を立て、ナビゲートできるようなコンサルタントを目指したいと思っています。

アクセンチュア株式会社

www.accenture.com/jp-ja
  • 特色

    アクセンチュアは、デジタル、クラウドおよびセキュリティ領域において卓越した能力で世界をリードするプロフェッショナル サービス企業です。40を超える業界の比類のなき知見、経験と専門スキルを組み合わせ、世界120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。

  • 業種

    業務支援・コンサルティング

  • 部署・職種

    コンサルティング

  • 企業規模

    5,000人以上

  • 主な利用シーン

    営業・マーケティング戦略策定、コンサルティングサービスの提供

  • アクセンチュア株式会社

    ビジネス コンサルティング本部 マネジャー

    阿部 裕介 様

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